2008年12月10日水曜日

2008.12.7

大菩薩・大菩薩縦走

日 程  2008年12月7日(日)
行 程  裂石~上日川峠~富士見山荘~大菩薩峠~石丸峠~小金沢山~牛奥ノ雁ケ腹摺山~黒岳~湯ノ沢峠~湯ノ沢峠登山口~ゲート
形 態  トレーニング登山
講 師  久美
参 加  Yoさん、Yaさん、Waさん、Suさん
-記録-
 今年も恒例のトレーニング山行がスタートした。今回は塾長にリーダーを任され、責任を感じる山行となる。
 1週間前に下見山行をしてきたが、当日の天候、雪の状態が気になる。予定していた丸川峠~大菩薩嶺~大菩薩峠ルートは、アイスバーン状態を想定し、時間を要することから、上日川峠~大菩薩峠ルートに変更する。
 4時半に家を出て、塩山駅に7時前に着く。車窓からの朝焼けに光る南アルプスの連山が素晴らしかった。私以外のメンバーは、予定集合時間に到着し、全員が顔を揃える。大菩薩登山口行きのバスにすぐに乗り、20分程で登山口の裂石に着く。裂石から登ることが当然だった20数年前はバスも満員でしたが、マイカー利用者が増え、バスを利用する人はめっきり減ったようである。今日も我々メンバーと他に3人だけの乗車客でした。以前、福ちゃん山荘の方がハイキングにならないと嘆いていました。
 今回のルートを簡単に説明し、大菩薩峠11時、牛奥ノ鴈ケ腹摺山14時、黒岳15時と大まかな到着目標時間を伝えました。YaさんとYoさんは昨年、経験されているので把握できますが、唯一、Suさんは同行したことが少ないので、予想がつかない。塾長からは体力はついてきていると聞いている。裂石を8時頃には出発したかったので、ウォーミングアップを兼ねて8時10分すぎに林道歩きを始める。
 Ya、Wa両氏がペースを上げてグングン進んで行く。私はマイペース、遅れてYoさん、ずっと遅れてSuさんの形で、上日川峠への分岐点に到着する。その後はYaさんに先行をお願いし、1時間後に休息を取るように指示し、私はSuさんを見守りながら行くことを伝えた。先行するメンバーの姿はすぐに見えなくなり、私は遅れるSuさんを離れた位置で導きながら進む。まもなく1時間と思った頃、上日川峠に着く。先行者メンバー達はすっかり身体が冷え切ってしまったようである。Suさんを待たずに福ちゃん山荘を目指してもらう。福ちゃん山荘で合流し、富士見平の雄大な富士山を見届けた後は、再びバラバラとなり、大菩薩峠に全員が11時までに到着する。なかなか良いペースである。
 大菩薩峠から小金沢山までが下見の状況から一番心配されるところであった。熊沢山までの登りはさらにアイスバーン状態となっており、早くは歩けない。下降して来る登山者は転倒する人もいた。登りのピークを過ぎると明るく開け、登山道が鋭角に右に曲がると草原状の形相となり、石丸峠の指導票が眼下に見えるようになる。南面で雪が溶けた道はズルズルで歩きにくい。それでもYa、Wa両氏は快足に下れたのか、石丸峠で15分も後続メンバーを待ち続けたようである。
 山は雪で覆われるようになり、小金沢山を目指す。低い笹の道を進み、狼平を過ぎると樹林帯となり、道はしっかりしているが、アイスバーン状態のところが多くなり、ハイペースでは歩けない。所々ルートを間違え易い所があるので、これから先は、後続者を常に確認しながら行くようにお願いする。YoさんとSuさんは何度か転倒していたようである。小金沢山に13時前に到着し、ここから牛奥ノ雁ヶ腹摺山までは30~40分の距離なので、余裕で14時には着けることから、大休止を取ることにする。ラーメンを作れないと思っていたメンバーが作れて喜んでいた。13時15分出発予定。
 予定通り出発し、牛奥ノ雁ヶ腹摺山を目指す。冷え込みが酷かったのか、アイスバーン状態は続いており、緊張しながら歩く。連なって歩くことはなく、私は中間の位置におり、先行者は見えておらず、後続のYo、Suさんが付いてきたか確認してから進んでいた。知らずうちにYoさんの鈴の音が確認の目安となり、私も鈴を鳴らして知らせていた。360度の展望が開けた牛奥ノ雁ヶ腹摺山に全員が14時に到着する。次なる目標は黒岳15時着である。
 コースタイムでは上下ほぼ同タイムなのでアップダウンがないのかと思えば、緩やかではあるが登りが続き、アイスバーン状態は変わらず、緊張も重なり距離的に長く感じられた。黒岳から派生する尾根が特徴のようであったがその尾根が中々見えて来ず、嫌気がさした頃、頂上まであと2分という案内板が出て、急な登りとなり、登りきると間もなく視界のない狭い黒岳頂上に出る。遅れるYoさん、Suさんも15時前には到着する。ここからは塾長が迎えに来てくれている湯ノ沢峠まで下るだけである。15時に無線で交信予定だったが、樹林帯で電波が入るもののよく聞き取れない。私の操作ミスも合間って、通信できず、下山しながら携帯を取り出すが、電波が悪いのか、これまた通話ができない。やっと通話ができれば、林道のゲートが閉まっており、予定の場所に迎えに行けないとの事で、荒々しい口調で伝えられる。
 予定よりも林道歩きが長くなってしまったが、全員が渓友号の待つゲートに暗くなる直前の17時前に無事に到着する。塾長が一番安堵したに違いない。今回は、天候に恵まれましたが、登山道は決して好条件ではなく、それでも20年前のコースタイムレベルで歩けたことは間違いありません。初リーダーにお付き合い下さり、さらに無事に下山できたことに感謝します。
(記:講師)

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