2008年12月25日木曜日

2008.12.23

奥多摩・戸倉三山縦走

日 程 2008年12月23日(祝)
行 程 今熊バス停~今熊稲荷神社~今熊山~刈寄山~入山峠~市道山~臼杵山~荷田子峠~十里木分岐~十里木バス停
形 態 トレーニング登山
天 気 晴れ
講 師 久美
参 加 SaKaさん、Yoさん、Kiさん、Yaさん、Suさん、Aoさん

-記録-
 今回は2度目のリーダーを任される。私は奥多摩、五日市エリアの山を歩くのが個人的に好きである。山岳耐久レースに2度参加し、今回のルートは第一関門の浅間峠まで無我夢中で通り過ぎたところである。中途半端な記憶の判断ミスで同行した皆さんに迷惑をかけることとなった。
 武蔵五日市に7時35分集合。私は1本早い電車で到着し、皆を待つ。前日の雨は、この辺りに雪を降らせたようで、山々は雪景色となっている。塾長が心配する路面凍結するような寒さは感じられない。前日にアイゼンを持ってくるように連絡を入れたようである。しかし、連絡を見てない方も数人いた。7時45分発の八王子行きのバスに乗り、10分程で今熊山登山口バス停に着く。八王子方面からバスに乗ってきたSaKaさんがすでに待っていた。
 8時には出発したかったので、手短に挨拶と山行の説明を済ませ、今熊神社を目指す。しばらくは舗装道路の道を進む。立派な鳥居が見え、それぞれがトイレ、水補給、参拝などをしているうちに黙ってYaさんが登山道に通じる階段を登り始め、Kiさん、Yoさんが続いて行った。慌てるように私とSuさんが続き、SaKaさんとAoさんは随分遅れてからスタートしたようである。神社の石階段を登るとすぐに山道となり、急な登りが続くようになる。展望台のような台地に着くとそこから今熊山(奥の院)は間近である。
 登山道から今熊山へは数十段の石階段がついており、ちょうど降りてくる先行メンバーに会い、刈寄山への分岐で待っているように伝える。間もなくSaKaさんとAoさんに今熊山で合流し、遅れるSuさんは登らずに先に行ったと伝えられ、我々もスピードを上げて追いかける。刈寄山への道標が出た所で、全員が再び揃う。Ki、Yo両者は途中、巻き道を使ってきたようである。東屋がある刈寄山山頂を目指す。明るく広い。9時45分には全員が頂上に到着し、予定時間よりも1時間も早いことから小休止をゆっくりとることにする。着いたばかりのSuさんが休みもろくに取らずに遅れるからと先に下山を始める。
 ここから市道山までは巻き道が交錯し、顕著なポイントもないので、必ず後続者を気にしながら先に進むように指示する。このペースなら市道山には12時頃には着くだろうと伝える。最後尾の我々が刈寄山から半分程進んだ11時前後、ハプニングは起きた。倒木で荒れた巻き道をやっと通り過ぎて一息つくと、進行方向左に曲がる道(本来の巻き道)と右に顕著な下降する道があり、遅れるSuさんを待って安易に右に下ってしまった。こんなに急な道だったかなと思いつつ10分も下っていないが間違いに気づき、登り返す。急な下りだったために疲れているSuさんに追い討ちをかける。本当に申し訳ない。時計は11時半を過ぎる。巻き道に戻った所で小休止をとってもらい、先行者が待つ市道山に12時半には着きたい一心で先を急ぐ。
 まもなくまたもや急登が現われ市道山の道標、右には通行止めを知らせる倒木がある巻き道、迷っている間もなく、Suさんのことを考え、右の巻き道を使う。巻き道が尾根から外れる所で登り返し、登山道に出る。その後は市道山まで数回アップダウンを繰返し、あと0.1kmというところで心配して降りてきたAoさんに出会う。先行者たちはすっかり身体が冷え切ってしまったようである。
 我々は昼食の休止をとるので、先行をお願いするYaさんに臼杵山、荷田子峠に我々の待ち時間15分を指示し、予定の十里木を目指すようにお願いする。気遣うAoさんは中々スタートしない。一番疲れているはずのSuさんが、すでに荷物を背負い13時には出発する。ここから臼杵山までは偽ピークが何度も現われ、今回のルートで一番辛い場所となるだろう。忍の気持ちのみ。展望のない臼杵山に遅れることなく合流でき、残すは荷田子峠までの下りの道となる。峠に15時頃に着ければ、余裕をもって十里木へ下れる計算である。天気も良いので明るいうちに下山できるだろう。
 今回の山行でメンバー全員が揃って歩いたのは、荷田子峠から十里木の1時間足らずのルートだけでした。とにもかくにも全員が計画通りのルートを歩きこなせたことが何よりです。15時45分に無事下山となり、塾長に報告のメールをする。安堵したに違いない。
 瀬音の湯に立ち寄り、汗と樹木からポタポタ落ちる雪解け水を受けて冷え切った身体を温め、疲れをとる。いつになく瀬音の湯がこんなにいい温泉だったかと思えた。帰路、塾生の皆さんの仲間に入れてもらい、小宴会を楽しませてもらいました。
 まだまだ未熟ですが、今後もよろしくお願いします。

(追記)間違って下った道は、地図で確認したところ、市道沢の右岸の尾根道のようである。いつかあの道がどこにつながっているのか確認してみたいものである。

<後続グループのコースタイム>
今熊バス停7:55-8:00~今熊稲荷神社8:15~今熊山8:44~刈寄山9:44-9:49~市道山12:50-13:00~臼杵山14:06~荷田子峠14:55~十里木バス停15:45
※持参の時計は2分進んでいる。

<先行グループのコースタイム>今熊バス停08:00~今熊稲荷神社8:12~今熊山8:34~刈寄山9:38-9:46~入山峠9:58~鳥切場10:20~市道山11:48-12:50~臼杵山13:50-14:07~グミ御前14:36~荷田子峠 14:49-15:00~盆掘山15:21-15:27~十里木分岐15:34-15:37~十里木バス停15:42

2008年12月23日火曜日

2008.12.20-21

谷川・天神尾根

日 程 2008年12月20日~21日
形 態 雪上訓練
講 師 塾長
参 加 Yoさん、Yaさん、Suさん、SaKaさん(21日のみ)
‐コメント‐
2009年度から沢登り教室の内容を一新し、今までの2年間という短い教室のカリキュラムにとらわれることなく、色々な山域の多くの沢を遡行しながら沢登りの技術を無理なく、段階的に、楽しみを取り入れながら学んで行ってもらおうという主旨で教室は沢登りを楽しむ会として衣替えをしたが、沢のシーズンオフのこの時期は一番大事な時期でもある。沢登りは体力と精神力が特に要求される登山形態で、体力保持と体力アップのためにはシーズンオフのトレーニングは欠かせない。
溪友塾では、シーズンオフのトレーニングの一環として毎年トレーニング登山や岩トレを取り入れていたが、体力保持と体力アップには雪山も欠かせない。雪山を経験したいという方たちのために、まずは雪上訓練で雪山のいろはを学んでもらう。
今年の谷川は雪が少なく、ロープウェイ駅に雪はない。天神平スキー場も積雪30cmほど。予定の西黒尾根を諦め、天神平スキー場の天神尾根までの取り付き点での講習となる。天気は両日とも快晴。参加者は初日3名、2日目は他に2名参加予定だったが1人が欠席となり4名での講習となる。ただ最高の天気に恵まれ、雪山初心者の方たちには良い訓練山行になったようだ。
今回は皆さん初心者ということもあり、雪山歩行を主に、歩き主体の雪山を想定した雪上訓練を行う。
【内容】
1.ピッケルの名称、使い方、持ち方
2.歩行訓練
 ツボ足歩行、アイゼン歩行、ワカン歩行
3.滑落停止
 初期制動、滑落停止法
4.確保技術
 スタカットビレイ
その他、歩き主体の雪山で必要な最低限の装備の説明、簡易ハーネスの作り方など









ストックを使ってのツボ足歩行








アイゼン歩行









ワカン歩行








滑落停止









確保(スタンディング・アックス・ビレイ)

2008年12月15日月曜日

2008.12.13

房総・小櫃川キンダン川

日 程  2008年12月13日(土)
形 態  沢歩き
講 師  塾長
参 加  Kiさん、Suさん

-コメント-
 房総には沢登りをするような所はないが、沢歩きをするには丁度良い手ごろな沢がいくつかある。その中にあってこのキンダン川は得意な渓相を持ち、沢の中には硫黄泉も湧きだしているなかなか楽しめる沢だ。ただ清澄周辺は普段ヤマビルが多く、入渓できる時期が限られるので、遡行者に会うことはほとんどない。溪友塾では、毎年この時期に山行を計画するが、年々川が荒れてきているのが気がかりだ。
 今回の参加申込者は3人。この日も当日欠席が1人でたため参加者2人と、今回も寂しい講習となる。ただ前日の予報に反して一日中晴れのポカポカ陽気に恵まれ、久し振りにのんびりと沢歩きを楽しむことができた。
 今回参加の方たちは房総は初めてとのことで、こちらの温かさに驚いていた。
14日は亀山湖近くの桑ノ木沢を予定していたが、早朝から雨が本降りとなり、予報も夕方まで雨とのことだったので中止としたが、連ちゃんのため亀山湖畔でテント泊をしたKiさんには悪いことをした。

‐フォト‐









小櫃川から入渓する   キンダン川出合










キンダン川の川廻し跡   キンダン川の下流部は快適な河原歩き













中流部から渓相が一変する   沢床は断層の階段が続く













井戸の底にいるようだ! 断層の壁が続き、沢床はアスファルト道路のようだ










増水したら逃げ場がない    両岸の壁が低くなったら遡行終了点は近い

2008年12月10日水曜日

2008.12.7

大菩薩・大菩薩縦走

日 程  2008年12月7日(日)
行 程  裂石~上日川峠~富士見山荘~大菩薩峠~石丸峠~小金沢山~牛奥ノ雁ケ腹摺山~黒岳~湯ノ沢峠~湯ノ沢峠登山口~ゲート
形 態  トレーニング登山
講 師  久美
参 加  Yoさん、Yaさん、Waさん、Suさん
-記録-
 今年も恒例のトレーニング山行がスタートした。今回は塾長にリーダーを任され、責任を感じる山行となる。
 1週間前に下見山行をしてきたが、当日の天候、雪の状態が気になる。予定していた丸川峠~大菩薩嶺~大菩薩峠ルートは、アイスバーン状態を想定し、時間を要することから、上日川峠~大菩薩峠ルートに変更する。
 4時半に家を出て、塩山駅に7時前に着く。車窓からの朝焼けに光る南アルプスの連山が素晴らしかった。私以外のメンバーは、予定集合時間に到着し、全員が顔を揃える。大菩薩登山口行きのバスにすぐに乗り、20分程で登山口の裂石に着く。裂石から登ることが当然だった20数年前はバスも満員でしたが、マイカー利用者が増え、バスを利用する人はめっきり減ったようである。今日も我々メンバーと他に3人だけの乗車客でした。以前、福ちゃん山荘の方がハイキングにならないと嘆いていました。
 今回のルートを簡単に説明し、大菩薩峠11時、牛奥ノ鴈ケ腹摺山14時、黒岳15時と大まかな到着目標時間を伝えました。YaさんとYoさんは昨年、経験されているので把握できますが、唯一、Suさんは同行したことが少ないので、予想がつかない。塾長からは体力はついてきていると聞いている。裂石を8時頃には出発したかったので、ウォーミングアップを兼ねて8時10分すぎに林道歩きを始める。
 Ya、Wa両氏がペースを上げてグングン進んで行く。私はマイペース、遅れてYoさん、ずっと遅れてSuさんの形で、上日川峠への分岐点に到着する。その後はYaさんに先行をお願いし、1時間後に休息を取るように指示し、私はSuさんを見守りながら行くことを伝えた。先行するメンバーの姿はすぐに見えなくなり、私は遅れるSuさんを離れた位置で導きながら進む。まもなく1時間と思った頃、上日川峠に着く。先行者メンバー達はすっかり身体が冷え切ってしまったようである。Suさんを待たずに福ちゃん山荘を目指してもらう。福ちゃん山荘で合流し、富士見平の雄大な富士山を見届けた後は、再びバラバラとなり、大菩薩峠に全員が11時までに到着する。なかなか良いペースである。
 大菩薩峠から小金沢山までが下見の状況から一番心配されるところであった。熊沢山までの登りはさらにアイスバーン状態となっており、早くは歩けない。下降して来る登山者は転倒する人もいた。登りのピークを過ぎると明るく開け、登山道が鋭角に右に曲がると草原状の形相となり、石丸峠の指導票が眼下に見えるようになる。南面で雪が溶けた道はズルズルで歩きにくい。それでもYa、Wa両氏は快足に下れたのか、石丸峠で15分も後続メンバーを待ち続けたようである。
 山は雪で覆われるようになり、小金沢山を目指す。低い笹の道を進み、狼平を過ぎると樹林帯となり、道はしっかりしているが、アイスバーン状態のところが多くなり、ハイペースでは歩けない。所々ルートを間違え易い所があるので、これから先は、後続者を常に確認しながら行くようにお願いする。YoさんとSuさんは何度か転倒していたようである。小金沢山に13時前に到着し、ここから牛奥ノ雁ヶ腹摺山までは30~40分の距離なので、余裕で14時には着けることから、大休止を取ることにする。ラーメンを作れないと思っていたメンバーが作れて喜んでいた。13時15分出発予定。
 予定通り出発し、牛奥ノ雁ヶ腹摺山を目指す。冷え込みが酷かったのか、アイスバーン状態は続いており、緊張しながら歩く。連なって歩くことはなく、私は中間の位置におり、先行者は見えておらず、後続のYo、Suさんが付いてきたか確認してから進んでいた。知らずうちにYoさんの鈴の音が確認の目安となり、私も鈴を鳴らして知らせていた。360度の展望が開けた牛奥ノ雁ヶ腹摺山に全員が14時に到着する。次なる目標は黒岳15時着である。
 コースタイムでは上下ほぼ同タイムなのでアップダウンがないのかと思えば、緩やかではあるが登りが続き、アイスバーン状態は変わらず、緊張も重なり距離的に長く感じられた。黒岳から派生する尾根が特徴のようであったがその尾根が中々見えて来ず、嫌気がさした頃、頂上まであと2分という案内板が出て、急な登りとなり、登りきると間もなく視界のない狭い黒岳頂上に出る。遅れるYoさん、Suさんも15時前には到着する。ここからは塾長が迎えに来てくれている湯ノ沢峠まで下るだけである。15時に無線で交信予定だったが、樹林帯で電波が入るもののよく聞き取れない。私の操作ミスも合間って、通信できず、下山しながら携帯を取り出すが、電波が悪いのか、これまた通話ができない。やっと通話ができれば、林道のゲートが閉まっており、予定の場所に迎えに行けないとの事で、荒々しい口調で伝えられる。
 予定よりも林道歩きが長くなってしまったが、全員が渓友号の待つゲートに暗くなる直前の17時前に無事に到着する。塾長が一番安堵したに違いない。今回は、天候に恵まれましたが、登山道は決して好条件ではなく、それでも20年前のコースタイムレベルで歩けたことは間違いありません。初リーダーにお付き合い下さり、さらに無事に下山できたことに感謝します。
(記:講師)

2008.12.6

御坂・奥御坂縦走

日 程  2008年12月6日(土)
行 程  根場~鍵掛峠~鬼ケ岳~金山~十二ケ岳~毛無山~毛無山登山口~(バス)~根場
形 態  一般登山
講 師  塾長
参 加  Aoさん

-レポート-
講習会で奥御坂の縦走コースを歩きに行く。新しい年度の最初の山行は沢登りの体力維持のための一般登山。ただ最初の山行にもかかわらず、当日欠席が2人も出て、参加者が1人と非常に寂しい船出となる。この山は、下見をしたときは天気が悪く、視界もなかったが、今回は晴れの良い天気に恵まれ、まさに富士見のためのルート。富士山や雪を被った南アルプス、八ヶ岳の大展望に恵まれ、久し振りに山歩きを満喫する。

-フォト-
  
【薬明大神の登山口】  【鍵掛峠への急登】

 
【鍵掛峠から鬼ケ岳は南アルプスと富士山の大展望台】

 
【鬼ケ岳から正面の十二ケ岳へ向かう】

 
【鬼ケ岳を望む】  【毛無山へは急なアップダウンが続く】

 
【キレット状の鞍部】  【毛無山も大展望が広がる】