2009.2.15
大菩薩・源次郎岳日 程 2009年2月15日(日)
行 程 裂石~上日川峠~砥山~中日川峠~下日川峠~源次郎岳~嵯峨塩館~やまと天目山温泉
天 気 晴れ
形 態 トレーニング登山
講 師 アシスタント
参 加 Saさん、Yoさん、Suさん
-記録(アシスタント講師)-
今回の山行は塾長がリーダー、参加メンバーがSa氏、Yoさん、アシストとして私が同行する予定であった。ところが毎回参加されているYoさんの体調を気遣った塾長が、「今山行は中止にした」と1週間前に伝えられる。そのことを知らないSuさんが2~3日前に参加申込をしてきた。結局、中止を伝えられたメンバーに参加の有無を再確認し、実施に至った。
塾長も歩いたことがないということだったので、雪の状況や下見を兼ねて私は11日(祝)に予定のコースを歩いてきた。林道が発達してからは上日川峠から源次郎岳へ通じる峠道は廃道と化すと参考図書に書いてあった。しかし、大菩薩岳の喧騒を嫌う静かな山歩きを好む方には源次郎岳はお勧めの山だとも書いてあった。この日の天気は晴れ、上日川峠までの登山道には全く雪もなく、峠近く数10mのみがアイスバーンとなっていた。少し雪もちらつく。ここから中日川峠、下日川峠付近までは、登山道や眼下に見える林道にも所々雪が残っていた。ワカンやアイゼンも持参していったが、使う程ではなかった。動いていると汗が出るが、休むと一気に冷え、5分も休めないほど気温は低かった。無事に天目山に14時に下山した。
山行計画が二転三転してしまい、参加者の方々にはご迷惑をおかけしてしまいました。今回は私が自らリーダーを引受け、山行に臨みました。
塩山駅に7時26分発の大菩薩峠行きのバス時間に合わせ、全員が集合する。いつになく登山者やサ

イクリング車持参の乗客が多く驚く。裂石で身支度を整え、天目山(バス停)には遅くとも15時までに着くと思うので、「ゆっくり行きましょう」と声を掛け、8時過ぎに出発する。上日川峠までは各自が体調を確認できるウォーミングアップコースである。今日は気温が高いことを感じる。前日の山行にも参加されたSuさんは昨日の方が高かったと話す。そのSuさんは小金沢連嶺コース参加の時には、バテバテでひとり遅れがちでしたが、今回は二度目なので楽に感じてくれることでしょう。トレーニング山行常連のYoさんはペース配

分を知り尽くしているので何も心配していない。予想外にSaさんはいつも車で入っていたようでここを歩くのは初めてとのことでした。
先頭を歩くのが苦手な私だが、気温が高いお蔭か今日はペースを作り易い。Saさんがぴったり後ろを着いてくる。続いてYoさん、少し遅れてSuさんの順で進む。第一展望台で小休止を一度入れただけで、上日川峠まで裂石から1時間30分程で到着する。下見の時のアイスバーンはすっかり解けていた。
ここからは中日川峠、下日川峠、源次郎岳分岐をポイントに源次郎岳を目指す。私は磁石の進行方

向を目的地に合わせ、メンバーには地図上の位置確認、道が荒れていることなど簡単な説明をし、再び「ゆっくり行きましょう」と声をかけた。林道がすぐ側を走っているが、登山道の分岐を古びれた指導標や赤テープなどを頼りに

慎重に進む。アップダウンの少ない低い笹の道が続き、眼下には大菩薩湖がきれいに見える。間もなく右手に砥山峠の指導標が現われ、右手前方に独立した丘のような山が見える。これが砥山だろう。登山道は巻き道の形で先に続いている。中日川峠までは林道に沿っているので、物足りなさを感じる。コースタイム1時間足らずで中日川峠付近の林道に一旦出る。
林道をしばらく進み、再び登山道入口を見つけて山道歩きとなる。次は下日川峠を目指す。ここからは林道も遠ざかり、山道らしくなるが、廃道と化すと言われる由縁が感じられる所が増えてくる。倒木が道を塞いだり、背丈以上の笹が覆っていたり、踏み跡が不明瞭になったりしている。平坦なだけに目印の赤テープを頼りに時々磁石で方向を確認しながら進む。上日川峠からはSuさんがペースを掴んだのか、私の後ろにぴったり付く、膝の不調が出てきたYoさんが暫し遅

れるようなり、それを見守るようにSaさんが続いてくれた。数回の急激なピークの登りでは3人ともペースダウンする。この辺りからは小金沢連嶺の草原状の様相がきれいに見える。NTT無線塔が場違いに現われると下日川峠は間近となり、再び林道に出る。林道を少し進むと板切れに源次郎岳登山口とマジックで書かれた小さな目印があり、それを頼りに山道に入る。下ること

数分で横切る新たな林道に出て、方向を疑う。下見の時にルートを確認済みだったので、左方向に戻るように進むと、源次郎岳の立派な指導標が現われ、そこから山道を辿って源次郎岳の分岐を目指す。林道が近いせいか、伐採されて手が入れられている。見落としがちなやや急な登りと赤テープで導かれる平坦な道が二分する所があり、ここは登りルートを進み、登り切るとすぐに源次郎岳の分岐に出る。11時44分着。10分程の小休止をとる。
ここから源次郎岳頂上まではコースタイムで20分、下りは25分と下りの方が時間がかかる。下見済みの私はその訳を知っているが、他のメンバーは理解しがたい。奥多摩の戸

倉三山のトレーニング山行の際、見守っていた私がSuさんを間違って導いたルートのような形相の所だと話すと唯一、彼女だけは理解したようである。偽ピークを数回登り返し、最後はトラロープが付けられた急峻な道を登り切るとなだらかな広々とした頂上が現われる。展望も冬枯れの時期なので決して悪くなかった。ゆっくり昼食を済ませ、分岐まで引き返せれば、下山地点の

林道沿いの嵯峨塩館までは50分足らずで下山できることになる。天気にも恵まれ、落ち葉に埋もれた山道を快適に下り降り、嵯峨塩館に13時30分頃に無事下山する。この付近はバス停はあるものの運行期間は4月~11月の土、日、祝限定のようである。ここから村営のバスが運行されている天目山温泉まで50分ほどのアスファルトの林道歩きが強いられる。膝を痛めているYoさんには辛い。
14時30分前に温泉に着き、甲斐大和までのバス時間が17時12分までないので、ゆっくり温泉に浸かり、疲れを癒す。ゆっくりと言ってもいつものペースで私とSaさんが出てきて、先にビールで乾杯する。次にやや遅れてYoさんが合流。Suさんは待てど暮らせど一向に出てくる気配がない。なんとバス時間30分前にやっと上機嫌で出てきた。2時間近く入っていたことになる。そこからエンジンが掛かったようにビールを皮切りに電車の中でずっとアルコールを飲み続けていました。連ちゃんの山行をこなし、体力がなく遅れがちだったSuさんは本当に体力がついたことを今回実感する。
そろそろ体力トレーニングも終盤です。次回は岩トレや沢でお会いしましょう。私も体力作りが欠かせない年齢になりつつあることを実感し、怠っていたことを反省しています。皆さんも日々、無理ない程度に体力維持を心掛け、楽しい山行が出来るようにしましょう。
<コースタイム>
裂石8:03~千石茶屋登山口8:19-8:23~第一展望台8:45-8:52~上日川峠9:33-9:45~中日川峠付近(ゲート)10:20~下日川峠付近(NTT無線塔)11:11~源次郎岳分岐11:44-11:55~源次郎岳(頂上)12:08-12:40~源次郎岳分岐12:57~嵯峨塩館13:32-13:34~天目山温泉14:25