2009年2月23日月曜日

2009.2.22

奥武蔵・日和田岩

日 程 2009年2月22日(日)
形 態 岩トレ
天 気 晴れ
講 師 塾長、アシスタント
参 加 Kiさん、Siさん
-コメント-
今年最初の日和田岩での岩トレの講習。昨日とは違い、風のない非常に暖かな日となり、初めて参加の新人の方(Siさん)には恵まれた日となったようだ。Siさんは沢登りは全くの初心者、岩トレも初めてということで、毎年の如く用具の説明からシュリンゲの作り方、ロープの結び方、ロープの束ね方等の基本中の基本からの講習。9期のKiさんは昨日のおさらいをアシスタントからマンツーマンで指導を受けてもらう。午後からはKiさんにはリード、確保の練習をSiさんと組んで行なってもらい、Siさんにはさらに懸垂下降を学んでもらう。2人なのでかなり練習ができたと思うが、それでも回数的には2~3回が限度で、このまま実践に入るには岩トレの回数が少ない。(記:塾長)
-フォト-

















2009.2.21

奥多摩・某所

日 程 2009年2月21日(土)
形 態 岩トレ
天 気 晴れ
講 師 塾長
参 加 Saさん、Yoさん、Yaさん、Kiさん、Waさん、Suさん
-コメント-
日に日に温かくなり、沢が恋しくなってきた所での岩トレの講習。沢に入る前にはロープワークの確認が必要なので、必ず岩場で訓練山行を行なうが、今年から実践形式に衣替えしたため岩場での岩トレ講習は今週と来週の3回のみ。8期生は昨年のおさらい、9期生は新たに中級レベルの沢を登るためのロープワークを学んでもらう。中級レベルでは覚えてもらうことが多く、1~2回の講習では無理があるが、此処で基本の形を学んでもらい、あとは実際に沢の中で覚えてもらうしかない。
この場所は、いつもの日和田岩が混んでいるため落ち着いてできるところを探し、ようやく見つけた秘密の場所。すっきりとしたゲレンデとは違い、より実践に近い練習ができ、一日中日が当たっているのでなかなか良い所だが、この日は風が強く、風の影響を受けることのない場所なのだが、スギ花粉が舞って花粉症の身には辛い1日となった。(記:塾長)
-フォト-






































2009年2月16日月曜日

2009.2.15

大菩薩・源次郎岳

日 程 2009年2月15日(日)
行 程 裂石~上日川峠~砥山~中日川峠~下日川峠~源次郎岳~嵯峨塩館~やまと天目山温泉
天 気 晴れ
形 態 トレーニング登山
講 師 アシスタント
参 加 Saさん、Yoさん、Suさん
-記録(アシスタント講師)-
 今回の山行は塾長がリーダー、参加メンバーがSa氏、Yoさん、アシストとして私が同行する予定であった。ところが毎回参加されているYoさんの体調を気遣った塾長が、「今山行は中止にした」と1週間前に伝えられる。そのことを知らないSuさんが2~3日前に参加申込をしてきた。結局、中止を伝えられたメンバーに参加の有無を再確認し、実施に至った。
 塾長も歩いたことがないということだったので、雪の状況や下見を兼ねて私は11日(祝)に予定のコースを歩いてきた。林道が発達してからは上日川峠から源次郎岳へ通じる峠道は廃道と化すと参考図書に書いてあった。しかし、大菩薩岳の喧騒を嫌う静かな山歩きを好む方には源次郎岳はお勧めの山だとも書いてあった。この日の天気は晴れ、上日川峠までの登山道には全く雪もなく、峠近く数10mのみがアイスバーンとなっていた。少し雪もちらつく。ここから中日川峠、下日川峠付近までは、登山道や眼下に見える林道にも所々雪が残っていた。ワカンやアイゼンも持参していったが、使う程ではなかった。動いていると汗が出るが、休むと一気に冷え、5分も休めないほど気温は低かった。無事に天目山に14時に下山した。
 山行計画が二転三転してしまい、参加者の方々にはご迷惑をおかけしてしまいました。今回は私が自らリーダーを引受け、山行に臨みました。
 塩山駅に7時26分発の大菩薩峠行きのバス時間に合わせ、全員が集合する。いつになく登山者やサイクリング車持参の乗客が多く驚く。裂石で身支度を整え、天目山(バス停)には遅くとも15時までに着くと思うので、「ゆっくり行きましょう」と声を掛け、8時過ぎに出発する。上日川峠までは各自が体調を確認できるウォーミングアップコースである。今日は気温が高いことを感じる。前日の山行にも参加されたSuさんは昨日の方が高かったと話す。そのSuさんは小金沢連嶺コース参加の時には、バテバテでひとり遅れがちでしたが、今回は二度目なので楽に感じてくれることでしょう。トレーニング山行常連のYoさんはペース配分を知り尽くしているので何も心配していない。予想外にSaさんはいつも車で入っていたようでここを歩くのは初めてとのことでした。
 先頭を歩くのが苦手な私だが、気温が高いお蔭か今日はペースを作り易い。Saさんがぴったり後ろを着いてくる。続いてYoさん、少し遅れてSuさんの順で進む。第一展望台で小休止を一度入れただけで、上日川峠まで裂石から1時間30分程で到着する。下見の時のアイスバーンはすっかり解けていた。
 ここからは中日川峠、下日川峠、源次郎岳分岐をポイントに源次郎岳を目指す。私は磁石の進行方向を目的地に合わせ、メンバーには地図上の位置確認、道が荒れていることなど簡単な説明をし、再び「ゆっくり行きましょう」と声をかけた。林道がすぐ側を走っているが、登山道の分岐を古びれた指導標や赤テープなどを頼りに慎重に進む。アップダウンの少ない低い笹の道が続き、眼下には大菩薩湖がきれいに見える。間もなく右手に砥山峠の指導標が現われ、右手前方に独立した丘のような山が見える。これが砥山だろう。登山道は巻き道の形で先に続いている。中日川峠までは林道に沿っているので、物足りなさを感じる。コースタイム1時間足らずで中日川峠付近の林道に一旦出る。
 林道をしばらく進み、再び登山道入口を見つけて山道歩きとなる。次は下日川峠を目指す。ここからは林道も遠ざかり、山道らしくなるが、廃道と化すと言われる由縁が感じられる所が増えてくる。倒木が道を塞いだり、背丈以上の笹が覆っていたり、踏み跡が不明瞭になったりしている。平坦なだけに目印の赤テープを頼りに時々磁石で方向を確認しながら進む。上日川峠からはSuさんがペースを掴んだのか、私の後ろにぴったり付く、膝の不調が出てきたYoさんが暫し遅れるようなり、それを見守るようにSaさんが続いてくれた。数回の急激なピークの登りでは3人ともペースダウンする。この辺りからは小金沢連嶺の草原状の様相がきれいに見える。NTT無線塔が場違いに現われると下日川峠は間近となり、再び林道に出る。林道を少し進むと板切れに源次郎岳登山口とマジックで書かれた小さな目印があり、それを頼りに山道に入る。下ること数分で横切る新たな林道に出て、方向を疑う。下見の時にルートを確認済みだったので、左方向に戻るように進むと、源次郎岳の立派な指導標が現われ、そこから山道を辿って源次郎岳の分岐を目指す。林道が近いせいか、伐採されて手が入れられている。見落としがちなやや急な登りと赤テープで導かれる平坦な道が二分する所があり、ここは登りルートを進み、登り切るとすぐに源次郎岳の分岐に出る。11時44分着。10分程の小休止をとる。
 ここから源次郎岳頂上まではコースタイムで20分、下りは25分と下りの方が時間がかかる。下見済みの私はその訳を知っているが、他のメンバーは理解しがたい。奥多摩の戸倉三山のトレーニング山行の際、見守っていた私がSuさんを間違って導いたルートのような形相の所だと話すと唯一、彼女だけは理解したようである。偽ピークを数回登り返し、最後はトラロープが付けられた急峻な道を登り切るとなだらかな広々とした頂上が現われる。展望も冬枯れの時期なので決して悪くなかった。ゆっくり昼食を済ませ、分岐まで引き返せれば、下山地点の林道沿いの嵯峨塩館までは50分足らずで下山できることになる。天気にも恵まれ、落ち葉に埋もれた山道を快適に下り降り、嵯峨塩館に13時30分頃に無事下山する。この付近はバス停はあるものの運行期間は4月~11月の土、日、祝限定のようである。ここから村営のバスが運行されている天目山温泉まで50分ほどのアスファルトの林道歩きが強いられる。膝を痛めているYoさんには辛い。
 14時30分前に温泉に着き、甲斐大和までのバス時間が17時12分までないので、ゆっくり温泉に浸かり、疲れを癒す。ゆっくりと言ってもいつものペースで私とSaさんが出てきて、先にビールで乾杯する。次にやや遅れてYoさんが合流。Suさんは待てど暮らせど一向に出てくる気配がない。なんとバス時間30分前にやっと上機嫌で出てきた。2時間近く入っていたことになる。そこからエンジンが掛かったようにビールを皮切りに電車の中でずっとアルコールを飲み続けていました。連ちゃんの山行をこなし、体力がなく遅れがちだったSuさんは本当に体力がついたことを今回実感する。
 そろそろ体力トレーニングも終盤です。次回は岩トレや沢でお会いしましょう。私も体力作りが欠かせない年齢になりつつあることを実感し、怠っていたことを反省しています。皆さんも日々、無理ない程度に体力維持を心掛け、楽しい山行が出来るようにしましょう。
<コースタイム>
裂石8:03~千石茶屋登山口8:19-8:23~第一展望台8:45-8:52~上日川峠9:33-9:45~中日川峠付近(ゲート)10:20~下日川峠付近(NTT無線塔)11:11~源次郎岳分岐11:44-11:55~源次郎岳(頂上)12:08-12:40~源次郎岳分岐12:57~嵯峨塩館13:32-13:34~天目山温泉14:25
2009.2.14

中央線沿線・笹子雁ガ腹摺山

日 程 2009年2月14日(土)
行 程 道の駅甲斐大和~笹子雁ガ腹摺山北尾根~笹子雁ガ腹摺山~米沢山~米沢山北尾根~道の駅甲斐大和
形 態 トレーニング登山
天 気 晴れ
講 師 塾長
参 加 Kiさん、Waさん、Suさん
‐コメント-
 笹子雁ガ腹摺山へ登山道のない急登の北尾根から米沢山の北尾根を残雪を期待してのトレーニング登山だったが、5月下旬の暖かさと登山道よりも歩きやすい仕事道に思惑が外れる。ただ雁ガ腹摺山の北尾根の急登はかなり堪える。米沢山への急登も以外だったが、米沢山からの北尾根は最初はかなりの痩せ尾根の急下降で気が抜けない。それでも尾根が緩やかになると山道も不明確な所があり、地図読みにはなかなか良い尾根だ。今回も予定の所にピタリと降りる。(塾長)
-記録(Kiさん)-
 集合場所の甲斐大和駅に着くと低気圧の影響で強い風が吹き、雨も降っている。
 関東地方では昨日13日に春一番が吹いた。空を見上げると虹、甲府方面は晴れてきた。
周りの山には雪が全くない。講習は雪山歩きになっているがこれではただの山歩き。
今年はどこでも雪が少ないとか。
 時間通りに参加者3人がそろい溪友号に乗り道の駅・甲斐大和へ向かう。ついた頃には雨も上がる。支度をして出発。
 林道を行き急カーブを曲がった左手にビニールテープと踏み跡を見つける。ここが米沢山北尾根の入口と塾長に教えてもらう。しばらく歩いて棚小屋沢橋を渡り、すぐ先に左の林道を分け先を行くと左にプラスチックの階段がでてきた。ここが笹子雁が腹摺山北尾根の取り付き口。ロープがついた急な階段を上りその後もかなり急な登りが続く。しばらく登ると一旦緩やかになる。そしてまた急な登りが出てきて高度をぐんぐんと稼ぐ。気温も高く暑いのでだいぶ汗をかく。天気予報では今日は4月か5月の気温なるとのこと。
 登りが緩やかになり送電線鉄塔に着く。南アルプスをはじめ米沢山、お坊山が見える。途中熊の糞を見つける。下りでも熊の糞をみる。「この付近の熊は冬眠しないので冬でも注意しないといけない」とのこと。
 最後のひと登りで登山道、標識があり右へ行くとすぐ笹子雁が腹摺山山頂につく。富士山が正面にみえる。2月なのにまるで春の富士。南アルプス、八ヶ岳もかすんで見える。私達がつくとすぐに笹子方面から男性4人組が着く。ここで展望を楽しみ小休止。
 その後、米沢山を目指し出発。出だしが急傾斜の下りで滑りやすく靴もドロドロ。小ピークをふたつ超え米沢山へ。笹子雁が腹摺山の山頂にいた4人組も前後して着く。ここで昼食。お坊山の東峰、西峰が近くに見える。
 下りの米沢山北尾根は藪尾根かと期待したがしっかりした踏み跡があった。急な下りだが順調に下る。1211mピークを上り返し休憩。1160m地点で尾根が分岐し左へ回りこむ。尾根通しにまっすぐ気付かないで行ったら大変。地図読みの大切さを認識させられました。
 1050m、900m地点でも地図読みの勉強をしました。そして朝通った米沢山北尾根入口にドンピシャリに降り立つ。10分ほど歩いて車の置いてある道の駅に着き、ぶどうの丘・天空の湯に向かう。
<コースタイム>
道の駅・甲斐大和8:35~送電線鉄塔10:10-10:16~笹子雁が腹摺山10:38-11:00~米沢山11:48-12:17~1211mピーク12:42-12:55~林道13:48~道の駅・甲斐大和13:57

2009年2月9日月曜日

2009.2.7-8

奥日光・日光白根山

日 程 2009年2月7日(土)~8日(日)
行 程 1日目 湯元スキー場~外山鞍部~前白根山~避難小屋
     2日目 避難小屋~奥白根山(撤退)~避難小屋~前白根山~外山鞍部~湯元スキー場
形 態 雪山登山
天 気 7日 晴れ
     8日 曇り(強風)
講 師 塾長
参 加 Saさん、Yoさん、Yaさん
-コメント-
 両日とも晴れの予報だったが、日曜日は大荒れの天気となり、奥白根山に登れなかったのは残念だが、強風の吹き荒れる奥白根山は初心者の方たちには無理だ。土曜日は快晴の良い天気に恵まれ、湯元スキー場から外山鞍部までの急登に皆さん頑張ったので避難小屋へはわりと早く着くことができた。避難小屋では我々以外に2パーティが相前後して到着。その後、暗くなる頃に外国人の8人パーティが到着して、小屋は満杯状態となったが、雪山の避難小屋で外国の方に会うのは初めて。日曜日、 奥白根山を目指したのは我々のみ。強風で少し時間を遅らせたが、小屋からのラッセルと森林限界を超えてからの烈風に山頂を諦め撤退するが、帰路、前白根山の登りでの強風に皆さん雪山の厳しさを実感されたようだ。(塾長)
-記録(Yaさん)-
 前夜10時に武蔵境駅北口に集合、渓友号で日光へ向かう。途中の日光道・日光口PAに7日午前0時半頃に着きテントで仮泊。駐車場脇の枯葉が積もったところに設営、交通量もほとんど無く寝心地がよい。6時出発のため5時起床を目指し1時半前にはテント内の3名は少量の寝酒と共に熟睡。
1日目:5時に起床し各自朝食を執り、6時過ぎに東照宮大駐車場に向け出発したが、手前の東武バス・総合会館前バス停脇の市営駐車場に車を泊めることにする。7時過ぎのバスに乗り、8時10分に湯元バス停着。快晴である。湯元スキー場のリフトを利用すべく歩き出すが国境平へ続く登山道方向に進んでしまい、途中からスキー場コースを横切りリフト乗り場へやっと到着。最初から躓き30分程の時間をロスした。がウォーミングアップに調度良いか。2本のリフトを乗り継ぎ、第2リフト上、標高1670mからの登山道のきつい急坂を登り始める。外山鞍部まで、標高差500mを途中2回の休みを入れ鞍部に1時間50分程で到着。風が少しきつい。鞍部には途中で遭遇した先行2名パーティーが休憩していて、我々と入れ替わるように出発する。ここから先は地形図では標高2200mから2300mにかけての顕著な登りがあるのみで、先ずは一安心。鞍部からのなだらかな傾斜を先に進むが、雪の沈みが深くなりワカンを装着する。標高2200mからの登りは樹林が開け明るい支尾根となっていて、雪にワカンが気持ちよく食込む。背後には湯ノ湖の結氷、戦場ヶ原、中禅寺湖が広がる。一踏ん張りで標高2300m付近の尾根に飛び出す。風が強い。先行者2名が風を避けるように休憩中。我々も休憩することに。北側には天狗平と呼ばれる所だろうか、平坦地が見える。標高2240mから夏道と分かれて支尾根を登って来たようだ。先行2名は出発し、3名パーティーの到着と入れ替わるように我々も出発する。広く気持ちのよい尾根を進み標高2360mの平坦なピークを越えると、前面に奥白根山と前白根山が正面に大きく現れる。明日の、森林限界から上の様子が分かり、険しそうである。前白根中腹に別の若者2名パーティーが休憩していたが、どうやら入れ違いに湯元方面へ下るようである。前白根山へのアップダウンを過ぎ一ふんばりで先行2名パーティーに前白根山頂。山頂は風が強く、雪殻ができている。全方向視界がよく、五色山南東斜面にはテレマークスキーの跡があり、すばらしい眺めである。山頂から避難小屋へ下るが、傾斜がきつくなりワカンでは不安を感じていたところ、ワカンからアイゼンに履き替えることになり安心したが、斜面での履き替えも一苦労であった。五色沼・避難小屋分岐で再びワカンに履き替え、本日最後の登りになるが、雪殻に足元の不安を感じつつ健脚の皆に離されながら尾根筋を歩く。先行2名パーティーと前後して、避難小屋への下りの鞍部に到着、ここからは下りのみだが積雪が深く歩くのに苦労する。そろそろ小屋が見えてもよいところまで来たが小屋が見えず、地形図を出して確認をしたりした。が、直ぐに小屋が見え、後一息だ。小屋の1階入口は雪に覆われていて、Yoさんが2階の窓を果敢に空ける姿を見て、2名パーティーの人が「只者じゃない」と一言。小屋で一息ついた後、塾長より明日のことを考え、明日のコースにトレースを付けておくことになり、3名パーティーの一人と、塾長、坂爪さん、山田の4名で、奥白根山へ向かう。吉田さんはその間、水を雪から作っていただくことに。トレースがまったく無いところを、樹林につけられたコース・マークを見つけながら、ラッセルを行う。2クール程交代して、標高2330m辺りの樹林限界下までで本日は打ち切り。雪が降らなければ明日はラッセル分の楽ができる。本日の夕食は、Yoさんの提案のカレー鍋。まだ外は明るい。ビール等で乾杯の後、夕食の支度にかかり、美味しくいただく。夕食が終わり、先に塾長が横になり、暗くなった頃に8名パーティーが慌しく到着。スノーハイクがメインのようだ。土間を彼らのために空け、早々とシュラフに潜り込む準備。外に出ると小雪が舞い風が出てきている、明日朝までに止めばよいのだが。8名パーティーは20時過ぎまで賑やかであった。。。
2日目:5時に起き、昨日の鍋にうどんを入れ朝食を執る。3名パーティーも起きてきて朝食の準備を始める。6時に出発の予定であったが、外は風と雪。様子を見て出発時刻を遅らせ、塾長の思案の後、6時40分過ぎに出発を決断。2名、8名パーティーはまだ就寝中。ザックを軽くし、ピッケルを手に出発。昨日のトレースは既になく、ワカン無しのつぼ足でラッセルワークをこなすが、潜るところ、潜らないところと見分けるのは難しい。塾長より「ジグザグに登る・傾斜の緩いところを登る」、とラッセルワーク中に先頭に指示・注意がでる。昨日は快晴の中でのラッセルワークであったが、今日は雪と風の中、昨日のコースマークを探しながら森林限界上まで進み、目の前に岩肌が近づく。風雪の中で、アイゼンを装着し、塾長より耐風姿勢のおさらい。ピッケルを手に、奥白根山山頂を目指すが、頬を打つ風雪が冷たく痛い。足元は、岩と雪と氷が混在していて、安定感が無い。強風により標高2400m辺りで撤退となるが、アイゼンの爪が雪殻・氷片に流されそうで下りは更に気を使う。森林限界近くで下りのキックステップを復習する、雪に気持ちよく爪先が潜る。避難小屋に戻ると3名パーティーが丁度出発するところで、2名パーティーは既に帰路に発ったとのこと。我々も30分程で支度を整え、8名パーティーが朝食の最中に出発する。尾根鞍部までの登り始めはワカンを履いていても雪によく潜る。トラバースから直上気味になるころ
から足元の雪が締まってきて歩きやすくなる。尾根に出ると左側・北側からの風が強く、足元の雪殻が歩きづらい。五色沼・避難小屋分岐を過ぎ、本日最後の70mの登り、前白根への登りが待っている。登りの途中で、ワカンからアイゼンに履き替えるが、この時アイゼンを斜面に5,6m滑らせてしまった。緩い傾斜で止まったからよかったが、場合によっては死活に、気を引き締めなければ。前白根山の登りは耐風姿勢の連続でなかなか前進できない。足元右下には200m以上の急傾斜が広がっている。背中のザックが風に持っていかれそうな中、やっと頂上に着くが耐風姿勢のまま、風の隙間を縫って急いで尾根を下り標高2350m辺りの平坦地で小休止、アイゼンからワカンに履き替える。前面には標高2360mの緩やかなはずのピークが急峻なものに映る。標高2360mの平坦なピークを越えると風の勢いは無くなり、感じのよいなだらかな尾根を進む。尾根の足元には、雪殻が氷になった中に小枝が散りばめられたまま閉じ込められていて、洒落た氷菓子のようである。夏道の湯元への下りの標識を見るがそのまま進み、標高2345m点の小さなピークを過ぎ、初日に休憩した天狗平南側標高2300m辺り尾根から東の支尾根に下るが、そのまま尾根を外山沢方向に進むトレースを発見、先行者のものかと心配するが、杞憂のようであった。ここの下りは気持ちよくワカンが雪に潜り込み、さくさくと下れる。傾斜が緩やかになり、外山鞍部に着き休憩。北からの風が強いが、陽が指し南側の雪景色が良い。ここで最後の急坂に備え、ワカンからアイゼンに履き替えて出発。途中1回の休憩を執り1時間程で、第2リフト上に着き、更にスキー場のコースの脇を歩き、30分程で登山道入口に到着。スキー場は稜線の風がうそのように、穏やかに感じられた。スキー場レストハウスでビールで乾杯、麺類で体を温め 15:15 発のバスに乗る。渓友号で日光市営やしおの湯に立ち寄り汗を流し、らーめん馬力に寄りまた乾杯し、渓友号で東京へ。塾長、Saさん、Yoさん、無事に帰れましたこと、ありがとうございます。
<コースタイム>
1日目:湯元スキー場第2リフト上 09:20 ~ 外山鞍部 11:11-11:27 ~ 天狗平南側標高2300m辺り尾根 12:24-12:43 ~ 標高2325mピーク 12:49 ~ 標高2360m平坦ピーク 13:01 ~ 前白根山 13:18-13:25 ~ 五色沼・非難避難小屋分岐 13:54-14:05 ~避難小屋下降尾根鞍部 14:20 ~ 五色沼避難小屋 14:41
2日目:避難小屋 06:46 ~ 白根山標高2400m付近撤退 07:59 ~ 避難小屋 08:42-09:22 ~ 避難小屋下降尾根鞍部 09:49 ~ 五色沼・避難小屋分岐 10:04 ~ 前白根山 10:49 ~ 標高2360m平坦ピーク 11:20 ~ 標高2325mピーク 11:27 ~ 天狗平南側標高2300m辺り尾根 11:29 ~ 外山鞍部 11:51-12:24 ~ 湯元スキー場第2リフト上 13:29 ~ 登山道入口 13:55

2009年2月2日月曜日

2009.2.1

奥多摩・登り尾根~赤指尾根

日 程 2009年2月1日(日)
行 程  鴨沢~登り尾根~堂所~七ツ石小屋~七ツ石山~赤指尾根分岐~赤指山~P1104留浦分岐~留浦
形 態 トレーニング登山
天 気 晴れ
講 師 塾長 アシスタント
参 加 Saさん、Yoさん、Kiさん、Waさん
‐コメント-
当初は雪があることを期待しての山行だったが、金曜日からの雨で雪はほとんどなし、石尾根の縦走路にわずかに残っていただけだった。登り尾根は尾根下に鴨沢からの立派な登山道があるのでほとんど歩く人はいないが、取り付きは急だが、尾根上に上がるとなだらかな尾根となり堂所で登山道と繋がる。赤指尾根も歩く人は少なく、途中、地形図や登山地図にない峰林道が尾根を分断していて驚く。今回は2.5万図を基に留浦へ下山したが、林道からの尾根は踏み跡も不鮮明で歩く人はなく、かなり荒れていた。赤指尾根は読図の良い勉強になる尾根だ。(塾長)
-記録(Saさん)-
奥多摩・鴨沢バス停前駐車場を快晴の空の下出発。「雲取山・七ツ石山」の標識に導かれ車道を上がる。暫くして左へ山道に入るが、再び林道に当たる。大きな広場に車が2~3台止っているが、「私有地につき立ち入り厳禁」の立て札。林道を少し登ると、切通し。登山道は車道をまだ行くようであるが、我々は左の尾根に取り付く。これが登り尾根。長い急坂を喘ぐ。周囲の山には雪はないが、遠く白い大菩薩嶺からの強い風が冷たい。
 地形図1070m、等高線ハート型付近で右の尾根に乗り換える。ここの窪地はとても好ましい場所で、寝転がって昼寝でもしたい感じ。
 自然林の気持ちの良い尾根。少し痩せた尾根を通り過ぎ、登山道との合流点、堂所はまだかなぁーと思っていると、突然右に山小屋現れる。すわっ、奥多摩仙人の隠れ家か、と思ったが、TKWV所有の「ふみあと山荘」と書いてあった。
 登山道に出ると人が増え、ひと喘ぎで七ツ石小屋。注意書きが色々貼られているので小屋には近づけず。昼食後の重い身体を引きづるに薄い圧雪を踏みしめて七ツ石山山頂。南アルプス、富士山方面の眺望が開ける。下りは軽アイゼンを着ける。
 鷹ノ巣山方面に向かい、千本ツツジの標識を右へ、峰谷方面に下る。いよいよこれから登山道と分岐する赤指尾根の入口を探す。が、此処で問題が起き、新旧の地形図の赤指山の位置の表記が違っていた。旧の方はひとつ手前のピークを指していたが、結局、新の方が正しいようで、赤指山手前に峰谷方面との分岐の標識あり。
 赤指山、そして次のピークを越えると、突然上がってきた林道に尾根が切られていた。仕方なく稜線直下、平行してうねる林道を歩く。まだ先が長いのに、こんな所で林道を歩くと下山したような感じで気が抜ける。
 次は最後の留浦への分岐を探すのだが、P1104mで分岐しているはず。林道は尾根を高度を下げた所を左に大きくカーブ、「あれだ」と、右前方、藪の向こうのピークを塾長が指さす。突撃、当たっていた。凄い。P1104m手前で道は二又に。左は稜線通し、右は巻き道のようだ。P1104m分岐で右に下るのだからと巻き道に入ったのだが、これが大変、沢の巻き道のようで、道が崩れ、高度感があり、恐い。やっとの思いで通り抜けるとピークからの道と合流。分岐はピークにあるようだ。後は留浦に下るだけだ。地形図では急坂に思えたが、巻き道で恐怖を味わったせいか、意外にスイスイと青梅街道の脇、浄光院のお寺の敷地に下山。疲れた。雪があったらどうなっていたでしょう。塾長が溪友号を鴨沢までとりに行っていただき、小菅の湯に入って終了となりました。
 本日は、地図読みとルートファインディングの勉強になりました。

<コースタイム>鴨沢バス停前駐車場8:35~切り通し・尾根取り付き9:30~堂所11:40-11:50~七ツ石小屋(昼)12:45-13:07~七ツ石山13:30-13:45~千本ツツジ分岐14:10~赤指山・峰谷分岐14:51~赤指山15:07~青梅街道・浄光院16:50