奥多摩・南秋川小坂志川ウルシケ谷沢右俣~左俣
日 程 2009年3月15日(日)
天 気 晴れ
形 態 沢登り
講 師 アシスタント講師
参 加 (L)Yoさん、Suさん
-コメント-
今回はリーダー体験講習1回目。8期生の方たちに山行の計画から終了までリーダーとして山行の全てを取り仕切ってもらい、山行リーダーを経験してもらう企画。自分の実力や他のメンバーのレベル等を考え、山行を計画し、実施することの難しさ、楽しさを経験してもらうことで、自立した沢屋としての第一歩を踏み出してもらいたいと思う。特に、今回は女性限定で行なってもらったが女性会員が少ないことからリーダー体験者を含め参加者は2名、アシスタントの女性1名の3人パーティとなる。
ただ初級の沢とはいえ、自分たちで計画し、ルートを考えながら、協力しながら登れたことで、非常に楽しく、勉強になった1日だったようだ。
-記録(Yoさん)-
いつも金魚のフンのようにあとをついていくばかりでは力がつかないからと、今回は自分で計画しルートを決め、リーダーとして遡行するという山行の第一回目。また男性がいるとつい頼ってしまうのであえて、女性限定の山行となった。
第一関門は入渓点をまちがえないで見つけること。久美さん運転の渓友号で小坂志川に沿って、小坂志林道を南下する。笹平を経て、左からカキノ沢が入り、ヨメトリ坂から降りたあたり(左手に延命不動大菩薩の神社へ行く道があり、幟が何本も立っているところ)を過ぎると早々と警視庁の黄色いテープが道を塞いでいた。すわ事件かとここで車をあきらめ、沢支度をし歩き始めようとしたときに犬の散歩中の地元の方と遭遇。「不法投棄防止のためだからどければ先まで車で入れるよ」とのこと。Yoは、すぐ湯場ノ沢かと思っていたが、湯場ノ沢はまだ橋を三つ越した先とのことで、この方のおかげで林道歩きをしなくて済んだ。
左からもう一本沢が入り、右から湯場ノ沢が入ったあと橋を三つ越したところがウルシゲ谷の出合いだ。ここで林道が分岐していて、左のウルシゲ谷にも林道が続いている。この入り口にも通行禁止の黄色テープがあった。この手前で駐車。久美さんのおかげで第一関門は突破できた。久美さんより、「今回の目標は皆で協力して無事に降りてくること。地形図をゆっくり一つ一つ確認しながら行きましょう。」との声がけをいただき、10:00に出発。
左の林道に入り、一つ目の二俣(水量比2:1)で林道を下りて、入渓。しばらく行くとゴルジュとなり小滝が連続する。リーダー初体験のYoは緊張のあまり、地図を握り締めたままで歩き久美さんから注意をうけた。 
出合いから約30分で第二の二俣(水量比3:1),右からいきなり15m滝が落ちているところだ。第二関門は、まちがえやすいと聞いていた右俣だったが、滝になっていると事前に情報を得ていたためすぐに分かった。ここでロープを出す。ここは久美さんがトップ。下で確保の体制をとったが、まったく支点がないためトップはまったくのフリークライミングだ。後続は確保していただく。左のクラックをのぼり、途中で右の水芯の方に行く。この右へいくところがぬめっていて高度感もあり緊
張した。ラストで登ったYoが、そのままトップを交代、出口にチョックストンがあり細いクラックの中を水が落ちているところを登る。途中に支点があり、残地のシュリンゲがあったので使わせてもらった。下から見ると簡単そうに見えたのだが、あと一歩の足が上がらず、ああだこうだしているうちに水は浴びるわで、皆さんをお待たせしてしまった。久美さんは、先が長いんだからとおっしゃっていたが、この時期は水に濡れると寒いしで、あっさりまいたほうがよかったかもしれない。この辺の判断はまだまだだ。 続く4m滝は、右に倒木があり、久美さんのアドバイスも聞かず右の倒木の下をくぐって登ろうとしたYoが倒木にひっかかかりじたばたしているうちに、久美さんとSuさんはあっさりと左を登ってしまった。でも結構こんなお馬鹿なことが楽しくてしょうがない。
続く2段8m、3m滝はみな楽に登れた。最後の3m滝ははくだびれてきたので左を小さくまいたが、枯葉のつもった斜面が滑りやすく、こわくなると悪い癖で体が山側に倒れて久美さんの指摘を受けた。沢
は明るく開け、水量比1:1の二俣を左へ入り、枯葉の中ゆるい滑滝を超えたあたりで、水は枯葉の中に隠れ、深いところはまるで枯葉のラッセルのようになる。
次の二俣を左に入り、枯葉の中をつめあげる。傾斜はゆるいのだが、ふくらはぎが張って、息切れしてしまった。12:15分に717mのウルシゲの頭の東の鞍部に出る。ウルシゲの頭で年配の登山者数人が車座になってお昼を食べていた。登山者がいたので、そちらが登山道かと思ったが、道をそれて日当たりのいいところで昼食にしたとのことだった。東に少し行ったところに市道山への標識があった。717mの反対のピークで昼ごはんにする。
昼食後、久美さんとどこから下降するか相談する。沢下降は2回目のSuさん、膝に不安のあるYoというメンバーで、全員トレーニング山行で市道山をもう踏んでいることもあり、今回は山頂は踏まず、一番近いところから左沢に入ることとなった。
717mの東のピークから市道山への登山道を鞍部に降りるが、木が多いので少し登り返して、枯葉の斜面をトラバースして沢床におりる。また枯葉の中のラッセルのようだ。15分
弱で最初の二俣、そこから10分もかからず580mの二俣、ここを少し下りると10mの滝があった。滝口の木を支点にしてロープを2本つないで懸垂下降。久美さんが先に降り、Suさん、Yoの順で降りる。続く5m滝は左から巻き、その次の5m滝は右から巻く。どこを巻くかの判断もまだまだだ。13:58に15m滝のある二俣に到着。あっという間に車のところまで戻れた。
今回は天候にも恵まれ、緊張する滝もあり、後半のおだやかな枯葉の中の詰め、陽だまりの尾根、10m滝の懸垂下降など全行程約4時間半の短い時間のわりには変化に富んだ充実した山行だった。初リーダーとは言っても久美さんに何回も助けていただいたのだが、やはり自分で判断する山行は楽しかった。弱点、欠点も丸見えになりお恥ずかしい限りだが、とてもいい経験になった。簡単な小滝でも、「やっぱり下からのほうがよかった」などと言って引き返したりで後続のSuさんは大変だったと思う。 久美さん、Suさん、ありがとうございました。
<コースタイム>
武蔵五日駅 8:35~(車)~ウルシゲ谷出合9:49-10:00~二俣10:29~チョークストン滝上11:31~奥の二俣11:53~尾根12:15~717mと反対のピークで昼食12:25-43~左俣下降 ~620m二俣13:01~580m二俣13:08~10m滝懸垂下降13:30~15m滝のある二俣13:58~林道14:12~車14:25
第一関門は入渓点をまちがえないで見つけること。久美さん運転の渓友号で小坂志川に沿って、小坂志林道を南下する。笹平を経て、左からカキノ沢が入り、ヨメトリ坂から降りたあたり(左手に延命不動大菩薩の神社へ行く道があり、幟が何本も立っているところ)を過ぎると早々と警視庁の黄色いテープが道を塞いでいた。すわ事件かとここで車をあきらめ、沢支度をし歩き始めようとしたときに犬の散歩中の地元の方と遭遇。「不法投棄防止のためだからどければ先まで車で入れるよ」とのこと。Yoは、すぐ湯場ノ沢かと思っていたが、湯場ノ沢はまだ橋を三つ越した先とのことで、この方のおかげで林道歩きをしなくて済んだ。
左からもう一本沢が入り、右から湯場ノ沢が入ったあと橋を三つ越したところがウルシゲ谷の出合いだ。ここで林道が分岐していて、左のウルシゲ谷にも林道が続いている。この入り口にも通行禁止の黄色テープがあった。この手前で駐車。久美さんのおかげで第一関門は突破できた。久美さんより、「今回の目標は皆で協力して無事に降りてくること。地形図をゆっくり一つ一つ確認しながら行きましょう。」との声がけをいただき、10:00に出発。
左の林道に入り、一つ目の二俣(水量比2:1)で林道を下りて、入渓。しばらく行くとゴルジュとなり小滝が連続する。リーダー初体験のYoは緊張のあまり、地図を握り締めたままで歩き久美さんから注意をうけた。 
出合いから約30分で第二の二俣(水量比3:1),右からいきなり15m滝が落ちているところだ。第二関門は、まちがえやすいと聞いていた右俣だったが、滝になっていると事前に情報を得ていたためすぐに分かった。ここでロープを出す。ここは久美さんがトップ。下で確保の体制をとったが、まったく支点がないためトップはまったくのフリークライミングだ。後続は確保していただく。左のクラックをのぼり、途中で右の水芯の方に行く。この右へいくところがぬめっていて高度感もあり緊
張した。ラストで登ったYoが、そのままトップを交代、出口にチョックストンがあり細いクラックの中を水が落ちているところを登る。途中に支点があり、残地のシュリンゲがあったので使わせてもらった。下から見ると簡単そうに見えたのだが、あと一歩の足が上がらず、ああだこうだしているうちに水は浴びるわで、皆さんをお待たせしてしまった。久美さんは、先が長いんだからとおっしゃっていたが、この時期は水に濡れると寒いしで、あっさりまいたほうがよかったかもしれない。この辺の判断はまだまだだ。 続く4m滝は、右に倒木があり、久美さんのアドバイスも聞かず右の倒木の下をくぐって登ろうとしたYoが倒木にひっかかかりじたばたしているうちに、久美さんとSuさんはあっさりと左を登ってしまった。でも結構こんなお馬鹿なことが楽しくてしょうがない。続く2段8m、3m滝はみな楽に登れた。最後の3m滝ははくだびれてきたので左を小さくまいたが、枯葉のつもった斜面が滑りやすく、こわくなると悪い癖で体が山側に倒れて久美さんの指摘を受けた。沢
は明るく開け、水量比1:1の二俣を左へ入り、枯葉の中ゆるい滑滝を超えたあたりで、水は枯葉の中に隠れ、深いところはまるで枯葉のラッセルのようになる。
次の二俣を左に入り、枯葉の中をつめあげる。傾斜はゆるいのだが、ふくらはぎが張って、息切れしてしまった。12:15分に717mのウルシゲの頭の東の鞍部に出る。ウルシゲの頭で年配の登山者数人が車座になってお昼を食べていた。登山者がいたので、そちらが登山道かと思ったが、道をそれて日当たりのいいところで昼食にしたとのことだった。東に少し行ったところに市道山への標識があった。717mの反対のピークで昼ごはんにする。昼食後、久美さんとどこから下降するか相談する。沢下降は2回目のSuさん、膝に不安のあるYoというメンバーで、全員トレーニング山行で市道山をもう踏んでいることもあり、今回は山頂は踏まず、一番近いところから左沢に入ることとなった。

717mの東のピークから市道山への登山道を鞍部に降りるが、木が多いので少し登り返して、枯葉の斜面をトラバースして沢床におりる。また枯葉の中のラッセルのようだ。15分
弱で最初の二俣、そこから10分もかからず580mの二俣、ここを少し下りると10mの滝があった。滝口の木を支点にしてロープを2本つないで懸垂下降。久美さんが先に降り、Suさん、Yoの順で降りる。続く5m滝は左から巻き、その次の5m滝は右から巻く。どこを巻くかの判断もまだまだだ。13:58に15m滝のある二俣に到着。あっという間に車のところまで戻れた。今回は天候にも恵まれ、緊張する滝もあり、後半のおだやかな枯葉の中の詰め、陽だまりの尾根、10m滝の懸垂下降など全行程約4時間半の短い時間のわりには変化に富んだ充実した山行だった。初リーダーとは言っても久美さんに何回も助けていただいたのだが、やはり自分で判断する山行は楽しかった。弱点、欠点も丸見えになりお恥ずかしい限りだが、とてもいい経験になった。簡単な小滝でも、「やっぱり下からのほうがよかった」などと言って引き返したりで後続のSuさんは大変だったと思う。 久美さん、Suさん、ありがとうございました。
<コースタイム>
武蔵五日駅 8:35~(車)~ウルシゲ谷出合9:49-10:00~二俣10:29~チョークストン滝上11:31~奥の二俣11:53~尾根12:15~717mと反対のピークで昼食12:25-43~左俣下降 ~620m二俣13:01~580m二俣13:08~10m滝懸垂下降13:30~15m滝のある二俣13:58~林道14:12~車14:25
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