2009年3月30日月曜日

2009.3.29

奥多摩・盆堀川三郎ノ岩道窪~石津窪左俣下降

日 程 2009年3月29日(日)
天 気 晴れ
形 態 沢登り
講 師 塾長、アシスタント講師
参 加 (L)Yaさん、Kiさん、Siさん
-コメント-
L講習最終回のLはYaさん。今回はL講習の中で一番登攀的で難しい沢だったが、1,2減点となるところもあったが、見事にその難題を突破され、見事なリードと無難に沢下降を終えられた。
-記録(Yaさん)-
朝、8時半過ぎに武蔵五日市駅に集合し、渓友号にて伝名沢橋へ向う。天候もよく昨日の寒さが無く暖かい。
伝名沢橋は伝名沢出合いにあり、傍の駐車スペースには車が1台駐車していた。釣りか沢か。駐車スペースから続く山道が、伝名沢を直ぐに渡っているのがはっきりと見てとれる。入渓先は誤りそうも無い。沢支度の後、大滝を巻くか登るかは滝を見てから等と今日のコースの説明をする。塾長より10期Siさんに、新しい沢靴は山道歩きがあるので先にフェルトを濡らしたほうが減りを防げるとの説明があり、出発して数メートル先の伝名沢渡渉箇所で、皆沢靴を濡らす。水量は少ない。
しばらく伝名沢沿いの山道を進むと沢へ続く降り易い所が現れ、そのまま入渓する。直ぐに左に堰堤のある枝沢、等高線300m下、が出合う。小滝を2つ過ぎると堰堤が現れ、左岸直ぐ脇にある山道に戻り堰堤を越えてまた沢に戻る。堰堤傍に山道に戻り易い踏み後ができていたので、堰堤迄来てから山道に戻れば良かったと反省。気持ちのよい沢床を進と、石積みとコンクリートの二重堰堤が現れた。今度は堰堤傍まで来てから左岸踏み後を辿り二重堰堤を越す。二重堰堤の直ぐ先は伏流の広い川原となっている二俣で、右に曲がっている右俣には高さ5m程の石積み堰堤が見えている。左から巻けそうである。一汗かきまた暖かいので皆上着を脱ぐ。右俣に入り石積み堰堤の傍までくると二俣からは岩影で見えなかった堰堤右側の岩壁との境が登り易そうであったので、そこを登る。堰堤を越えると直ぐにまた石積み堰堤が現れる。その手前は三郎ノ岩道窪出合いであるが雑木に隠れていて、本当に狭いゴルジュでほとんど水量が無くぱっとしない。直ぐに4m滝が現れ左側を登る。Siさんに、沢支度の際に塾長から渡されていたお助けロープを使う。塾長より、相手の判断ではなく自分が必要と判断したら使うようにとのこと。
更に少し進むと、前方に急傾斜のルンゼが見え、左に目をやると大滝25mが目に飛び込んで来た。上段6m滝は登れなければ左から巻けそうだ。下段は左か右からか。近づき眺めていると中央中程に残置シュリンゲがあることを教えていただく。ルートは中央の少ない水流で濡れているところと乾いているところの境辺りか。取り付きに古いボルトがあるのを見つける。行けそうな気がする。Kiさんに確保をお願いする。塾長よりザックを降ろすことを促され身軽になり、ヌンチャク3本をあずかり、登り始める。直ぐに少しぬめった感じのするところがあり、今回用意したタワシをここぞとばかりに使う。その上に古びたシュリンゲが隣り合って2本あり、気持ちが助かる。塾長より、無理をしないようにとの声が届く。騙しだまし体を上げる。バンドで落ち着くがハング気味の上にある真新しいハーケンまで少し遠い。少し右手のリスに縦に入った2本の錆びたハーケンが目に留まるが、ガタガタと緩い。無いよりはよい。塾長より、ザイルの流れの修正、カラビナを節約するために直接ハーケンにシュリンゲを掛けることの指示がある。右に少しバンドを移動し、また騙しだまし体を上げ、真新しいハーケンに支点を取り、一息。傾斜が緩くなりあと少し、気を抜かずに登り自己確保を取りビレイ解除。カラビナ、シュリンゲの数はぎりぎりであった。久美さん、Kiさん、Siさんが上がり、次に私のザックを上げ、塾長の番の時に久美さんと交代、腕がぱんぱんである。上段は左から取り付き右手方向に落ち口に進もうとするが、塾長より左手に巻きロープを固定するよう指示が出る。皆プルージックで登る。上段の滝の上には4m2mと滝が続くが、ホールドが乏しく難しい滝を巻くためでした。伏流になり休憩場所を探しながら少し先に進むと5m滝が現れ、水流も戻りお昼にする。この5m滝の先は左に曲がっている、等高線450m辺りか。
昼を済ませ5m滝を左から登り少し進と、3から5m滝の連瀑帯が現れる、見通せるだけでも4つ見える。2つ目の4m滝でお助けロープを使う。この連瀑帯の7つ目の滝は右から小さく巻き、少し進と2段トイ状の斜滝が現れ、ツッパリを試みるが滑ってしまう。私を除いて皆通過する。更に進むと緩い傾斜の岩床が小石に混じって現れ、切られた倒木が沢を塞ぎ、その先は、沢が左に曲がる。前方に多くの切られた倒木が沢を埋めているのが見え、それらには緑色のコケがついている。右手山肌を見ると、植林帯と若木の雑木の境界のようである。等高線600m辺りか、ここで小休止する。雑木と植林の境の植林側を標高680m辺りの小尾根を目指して登るが詰めのようできつい。直登するよりジグザグに登るのが楽とのこと。小尾根にやっと着き小休止をする。小尾根には踏み跡がしっかりと付いている。グミ尾根の登山道にまで登り、臼杵山までの登山道を進む間に3人組、2人組、単独行とすれ違う。
臼杵山で小休止をとる。後は3つ目のピークで沢下降に入る予定だ。登山道を市道山方向へ下り、3つ目のピークを予定していた標高749m点のピークと判断し、東側に降る。しかし東側に高差50m以上降って、塾長より間違っているとの指摘を受ける。降る途中にあった北に伸びる小尾根と、本流対岸にガレが見えていることで、間違いに気が付くようにとのことでした。都合よく解釈してしまう道間違いの心理状況がわかったような気がします。余計なアルバイトをさせてしまい申し訳ない。気を取り直し、更に後ひとつ先のピークを目指す。
今度は(間違い無く)749m点であると想定するが、東に伸びる尾根は藪がひどいので、ここから降りるのは止めにして、標高700m平坦部辺りの登山道から降りることにし、少し先に登山道を進む。藪が薄くなり登山道平坦部から左手に下降を始める。直ぐに沢筋が現れ、等高線650m下辺りで左から枝沢が合わさる。左からの沢は直ぐ上で二又になっていてその手前右岸には石積みがある。炭焼きの跡か。沢を先に進むと左に大きく曲がり、水溜まりが現れてくる。右手は高さ10m程の小尾根となっていて地形図と一致する。小滝の後に5m滝が現れ、今回最初の懸垂下降を右手の立ち木を支点にして行う。懸垂下降の後振り返るとその滝の左岸は大き目の岩壁となっていた。左から枝沢が合わさり先を進み、沢が左・右と曲がりながら2・3・2m滝を過ぎると8m滝が現れ、左側の立ち木を支点に2回目の懸垂下降をする。その先は水溜りも大きくなる。そして目の前が急に開け、石津の大滝の落ち口に着く。落ち口には確りとした人工の支点があるが、30mザイル2本連結では下まで届きそうもないくらい高く感じる。ここからの懸垂下降は無理そうだ。塾長がすかさず下降点を探し、1回目30mザイル、2回目30mザイル2本連結での連続懸垂下降で、塾長先頭で降りる。都合4回目だ。ここでザイルを回収する際にザイルを引くスピードが遅くて倒木に絡まってしまい、塾長に登り返して回収していただく。ここから、塾長と私がザイルを持ち、下降を続けることに。2m、2mの小滝を過ぎ左に曲がると5m滝、10mナメ滝が連続して現れる。それぞれ左側にある立ち木を利用して、連続して懸垂下降をする。5m滝を全員下降した後、塾長よりザイルを投げ降ろしていただき、それを受け取り先を進む。左から枝沢が直ぐに合わさり、沢が右に曲がると直ぐに小滝を過ぎると6m滝、5m滝が現れ、6m滝を懸垂下降する。都合7回目。塾長からザイルを受け取り、先に進み2×2m滝先がやっと二俣です。久美さん、Kiさんが先に着き待っていました。二俣はゴルジュになっていて、右俣には2m、2m滝が続いて見える。沢が左に曲がり先が開けた感じになり小滝の先に6m+6m滝が続くが、懸垂下降は直ぐにできそうも無いと思っていると、塾長より指示があり、少し戻り左岸の山道から巻くことに。時間は17時50分、懸垂下降に時間を掛けられないとのこと。暗くなりかけた降りに少しの躊躇があり、すかさず塾長先頭で先を急ぐ。日没ぎりぎりで千ヶ沢石津窪出合いに到着。暮れかかる林道を30分程歩き、完全に暗くなる前に車に到着する。朝、駐車していた車は既に居なかった。
つるつる温泉で汗を流し、軽く食事をし、拝島駅で解散。
<コースタイム>伝名沢橋発 9:23 ~ 伝名沢二俣 9:45-9:52 ~ 伝名沢右俣三郎ノ岩道窪出合 9:56 ~ 大滝下段 10:13-11:40 ~ 等高線450m辺り(昼) 12:22-12:53 ~ 等高線600m辺り 13:37-13:41 ~ 小尾根 13:56-14:02 ~ 臼杵山 14:27-14:34 ~ 標高700m登山道下降点 15:2x ~ 石津の大滝 16:23-17:07 ~ 千ヶ沢石津窪出合 17:57-18-01 ~ 伝名沢橋着 18:27

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