奥多摩・南秋川矢沢熊倉沢右俣右沢~左沢下降
日 程 2009年4月4日(土)
天 気 曇り時々晴れ
形 態 沢登り
講 師 塾長
参 加 Saさん、Yoさん
-コメント-
参加者が少ないので中止を予定していたが、短い沢ということもあり、天気も良いということだったので実施する。熊倉沢は初心者には手頃な沢で、難しい所もなく、ゆっくりと沢登りを楽しめる所だが、参加者の皆さんにとっては物足りない沢だ。車を落合橋の進入禁止のところに止めるが、昨年崩れて通れなくなっていた林道は終点まで車で入れるようになっている。天気はうす曇だったが、暖かな日で、短いながらも早春の沢歩きを十分楽しむことができた。
-記録(Yoさん)-
五日市駅に集合して、渓友号で車窓から咲き始めた桜を楽しみながら熊倉林道と矢沢林道が分岐するところにある落合橋のところまで入る。道路脇に山仕事の方の車が止まっていて、その反対側に一旦車を止めたら、猟犬を連れて戻ってきたおじさんに早速注意されてしまった。
この先にもう一台仕事の車が入っているのでここに止められるとその人が帰れなくなるとのこと。我々はそこに駐車するつもりではなかったのだが、以前迷惑駐車で半日帰れなくなった苦い経験があるとのことだった。たまにおじゃまする私たちが山で生活する方たちにうっかり迷惑をかけていることもあるのだと反省。気をつけなくては。
幸いその方はもう帰るとのことだったので、その方の駐車されていたところに、車を止めさせていただいて沢支度をし、熊倉林道に入る。ゲートを過ぎ橋を二つ越えたところに道幅が広い絶好の駐車スペースがあった。ここまで車で来たほうがよさそうだ。その先左俣を過ぎて林道終点で小休止。ぽかぽか陽気で休んでいると、まったりしてしまい、動きたくなくなってくる。林道終点から右俣にそって続く仕事道(堰堤のようになっている上)を少し歩いて入渓する。すぐの3m滝をこえて、小滝をこえると1:1の二俣。右沢に入る。
川幅が狭まり、ゴルジュの奥に陸軍滝(3段18m)が見えてくる。水量は多くなく水流がいくつかに分かれて落ちている。日の光の当たり方によって水の輝きが違って美しい。名前に似合わず繊細でやさしい印象の滝だ。しばらく鑑賞してから左のぐずぐずの斜面を上がって巻く。落ち口すぐに右からトヤド沢がはいる。(水量比2:1)ここで小休止。少し行くと沢が開ける。左に炭焼き跡、右の斜面にはイチリンソウ(ニリンソウ?)の群落がある。まだ花は咲き始めのようだった。あと1週間もすればかわいい群落が見られそうだ。
沢は狭まりゴルジュとなる。滑滝の先に5mCS滝。これが今回の核心か。落ち口手前にハーケンが
打ってあり、古いシュリンゲがかかっている。塾長がこれを使って突破。Saさんが足を補助した。我々お助け紐で確保してもらってなんとか上がる。この先も滝が続く。ずるずるの滑りやすい3m滝をあがると
10m滑滝。ここで沢が分かれる。670m地点の二俣か。右には10m滝が見える。ここで小休止。10m滝を左から登り途中で右に抜ける。高度があるのでちょっと緊張した。(この先で多分椎茸3本を塾長が収穫したと思う。記憶があいまいですみません。高級どんこのように肉厚で新鮮だった。)その先も小滝が続く。途中スラブ状3m滝は滑りやすく、私だけ塾長のお助け紐のお世話になってしまった。この辺で伏流となり、まじかに枝尾根が迫ってくる。右から730m地点の枝
沢が入る。枯葉の中の詰めだ。左に行く。この先、780m地点で二又に。ここで小休止後、右に行く。枯葉の中にも小滝が隠れている。途中から左斜面を上がり、浅間峠を少しショートカットして峠から少し下った山道に出る。そのまま少し行くと関東ふれあいの道の道標があった。浅間峠0・3キロ、三国峠へ3キロとある。この道標のところから、北東の尾根を下る。仕事道のようでところどころに赤テープがあった。途中から尾根をはずして左沢へ向けて斜面を下る。塾長は山道と同じスピードでぐんぐん行き、へっぴり腰の後続は離される。700m地点で沢
床に。ここで昼食。下降を開始する。多段の滑滝10mを左からこえその先5m滑を二つ超えると1:1の二俣、600m地点か。その先二つの5m滝は右を巻き3m滝を越え
ると2段8m滝。これは右の立ち木を支点にして懸垂で降りる。先には木の橋が見える。この先で左から枝沢が入る、570m地点。少し行くと右沢との分岐。林道終点に14:01着。左俣遡行もできそうな時間であったが、翌日のレスキュー訓練に備えて、終了とする。車には14:22分に着いた。木々の新芽、白やピンクのイチリンソウ、ハシリイドコロ、スミレ達と沢の中は春を迎えてにぎやかで、春の沢を満喫できた。初級の沢とのことだったが滑りやすいところや、難しいCS滝では、緊張する場面もあり、斜面や沢下降ではもたつき、沢屋への道は遠いのだった。
収穫した椎茸を分配するのを忘れ持ち帰ってしまったので、3本とも網焼きにして熱々に醤油をたらしていただいてしまいました。塾長、Saさん、すみません。2名と参加者が少なかったのに山行ができてよかったです。楽しい山行をありがとうございました。
<コースタイム>
武蔵五日市改札前8:50-(車)-落合橋9:48~林道終点10:10-17 ~入渓右沢、左沢の二俣10:27~ 陸軍滝10:34 ~滝上10:38 -45~CS滝上10:57~670m地点二俣11:10-17~最後の二又11:54~山道にでる12:08 ~700m地点 左沢沢床(昼食)12:29-13:04 ~600m地点二俣13:19 ~右沢出合13:50 ~ 林道終点14:01~車14:22
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