2009年4月13日月曜日

2009.4.11-12

南会津・山毛欅沢山~小手沢山

日 程 2009年4月11日(土)~12日(日)
行 程 鳥井戸橋~P1088~P1285~P1386~山毛欅沢山~小手沢山
天 気 11日 快晴 12日 曇りのち晴れ
形 態 雪山
講 師 塾長
参 加 Saさん、Kiさん、Yaさん、Waさん
-コメント-
両日とも良い天気に恵まれ、春山を十分楽しむことができた。
今年は雪が少なく、取り付きは花粉と土埃の堆積した急斜面だが、雪が出てくると快適な雪面が続き、特に山毛欅沢山へ上がる稜線直下はなだらかな斜面となり、ブナの森の快適なテント場が広がる素晴らしい所だ。山毛欅沢山の稜線から小手沢山へ向かう尾根筋も平坦な雪面が広がり、非常に快適なところ。山スキーで歩けば快適な斜面が広がる。今回はほとんど風もなく、暖かな日が両日続いたので外に雪のテーブルを作り、快適な食卓を囲み、至福の晩餐となる。(記:塾長)
-記録(記:Waさん)-
 今年度最後の雪山登山。天気も良さそうで眺望が楽しみ。定刻に集合し、大泉からSAに一度立ち寄っただけで西那須野塩原インターまで順調に進む。高速を下りて国道を通り道の駅たじまに入るが、そこではなくその先の会津高原尾瀬口駅に泊まる。誰も居なくてそれほど寒くもなくなかなか快適。2時過ぎに就寝。明け方少し冷え込んだが思ったより寒くはなかった。朝になり外に出てみると、周りの山に雪が全くない。かろうじて山間からのぞく山の頂上に少し雪があるか。完全に春山登山の様相を呈してきた。約一時間で出発地の鳥井戸橋に到着。一度先の赤岩橋まで行ってしまい引き返す。鳥井戸橋の奥にジムニーが一台。釣り師のような気がするが、川は雪代でピンポイントの釣りになっているだろう。その手前に渓友号を止める。今日は沢遡行ではないのでトラブルの心配はない。それにしても雪がない。上を見上げると尾根の頭辺りにはまばらに雪がありそう。わかんはともかくアイゼンの出番はあるのかと思いつつ支度をする。川にかかる頑丈な橋を越えて仕事道のようなところから取り付くがその踏み跡も最初はともかく後はそれほどはっきりしたものではない。出だしからなかなかの急登だがそれ以上にほこりがすごい。先頭を塾長、以下Saさん、Kiさん、Wa、Yaさんの順番で登ったが、先頭のお二方が花粉症で大変なことになる。道の脇に紫色のカタクリの花がぽつぽつあって癒される。100mほど登って一息入れる。それにしても暑い。初夏の様相だ。少しずつ雪がではじめる。石で出来た小さな山神に挨拶をして、少し平らなところを過ぎると枝尾根が左にある。ここで塾長が赤布をつける。地面から土が消え雪面が続くようになったところでワカンを付ける。さらに少し行った枝所にまた枝尾根があり二枚目の赤布をつける。これは赤磐橋のほうに下りる尾根か。ここで先行者の踏み跡がある。今日では無さそうか。1000mを越える辺りから眺望が開けてくる。周りの稜線の山々が目を楽しませてくれる。それを励みにP1088に。右側はずっと雪庇が続いている。右にゆっくり回り込むように尾根が続いていて視界も良好なので恐怖感はない。逆に天候が悪化したときにはこういう所でも危険になるということかもしれない。馬の背のように続く尾根筋を登っていく。ここで先頭がSaさんに、塾長は最後にまわる。P1285で昼食。出発から3時間30分ぐらい。少し下りて再び登り返すと泊場予定地のP1330付近につく。もうちょっと先までということになりP1386付近に泊場を決める。太い山毛欅の木が生えた平坦な地で最高の場所だ。ここで塾長はツウェルトを、我々はテントを張る。さらにその間にSaさん発案のテーブル作り。足の置き場を掘って快適なテーブルができあがる。空身になり、明日登る予定であった山毛欅沢山を目指すことにする。荷物が無く楽ちんの登りで山毛欅沢山手前の鞍部まで30分かからずに行く。左手西南の方には山毛欅沢山のピークが見える。そのさらに左手には三ッ岩岳や会津駒ヶ岳が真っ白で優美な姿を見せている。さっきとは逆に左側が雪庇が続く尾根筋を登っていくとあっという間に山毛欅沢山の頂上に立つ。雪庇が怖いのであまり先には行かずお約束の万歳で写真を撮ってもらう。下りはさらに雪の感触を楽しみながら快適に下りる。下の方の腐った雪とは違うしまった雪だ。泊場に着くとまだ15時過ぎ。取りあえず乾杯でそのまま食事の支度をゆっくりとする。なにしろまだ日も高く、風もなく眠気が襲ってくる。夕食はYaさん担当でキムチ鍋。みなでワイワイやりながらおいしくいただく。Yaさんは今回食担で事前に家で同じものを一回作ったそうです。さすがです。塾長はもう眠いといって横になり、ではということで日が落ちる前にテントに入る。起床が6時なので12時間も眠れるかと思いきや、何度か目を覚ましたが結局寝てしまった。一度深夜にテント外に出て用を足すとき、お月様のきれいなこと。十五夜を過ぎて少し欠けた立待月あたりか、山毛欅の木々の中で本当に守られているようだった。
 12日早い人は5時30分ごろから起きてゆっくり朝食。昨日のキムチ鍋に醤油出汁でうどん。絶品でした。体も温まって出発。昨日よりは少し曇りがちだが今日も風が無く快適。Saさんは日焼けして顔が真っ赤。Kiさんは帽子にサングラスで避暑地のマダム風でした。途中から先頭がSaさんからYaさんに代わる。今日は必要なものだけを入れてザックを背負っているが昨日とほぼ同タイムで鞍部まであがる。昨日よりも雪が溶けて雪庇の下の土が多く出ているような気がする。先行者の踏み跡は鞍部から今日行く小手沢山に続いている。丸山に続く稜線部を地形図で破線で書かれているのをてっきり道と勘違いしていたが塾長から境界線と指摘される。ずいぶん先にある丸山で北の方に見えてそれほど標高はないがすっきりと名前通り丸く、Saさんの頭のようだと塾長が言っていました。そこから二つの小ピークを上り下りして目指す小手沢山へ。途中横切るように大きな熊の足跡。さらにうさぎや鳥の足跡も。ただ不思議なことに先行者のスノシューの跡が小手沢山のピークで終わっていて後がなかった。てっきり縦走かと思っていたが。これは結局わからずじまいとなった。小手沢山でもお約束の万歳をして泊場に戻る。昼食をとり荷物をまとめ名残惜しく泊場を後にする。周りの稜線部の山々を見ながら下る。なかなか急なところを登ってきたなあなどと思いながら快適に下る。付けた赤布を回収し、行きにワカンを付けたところで脱ぐ。途中から深瀬沢と幽ノ沢が一つになった先あたりで行きのルートと違う川沿いの道を行く。笹に捕まりながらなかなか急な下りだ。左手のずっと下に川が雪代の濁流になっているのが見える。竿を出すところはちょっとないなあなどと余計なことを考えながら下っていくとやっと道が見える。車のおいてある橋に行くといきなり、もあっとした暑さを感じる。さっきまで雪の中で歩き泊っていたのが嘘のようだ。この後三ッ岩山登り口にある小豆温泉窓明の湯でさっぱりして東京へ。渋滞はあったがおそれた程でなく日曜日としては普通だったのか。ともかく天気に恵まれ最高の山行となりました。
<コースタイム>
10日 武蔵境駅21:57~会津高原駅1:03
11日 会津高原駅6:51~鳥井戸橋7:45-8:40~山神9:44~930m付近一枚目の赤布9:57~
    940m付近わかん装着10:16-10:24~975m付近二枚目の赤布10:29~P108810:45-11:07
    ~P1285昼食12:09-12:44~泊場13:07-13:51~山毛欅沢山鞍部14:18-14:22~山毛欅沢山
    14:33-14:39~山毛欅沢山鞍部14:49~泊場15:08
12日 泊場8:20~山毛欅沢山鞍部8:46-8:58~P1526 9:12~小手沢山9:43-10:00~泊場11:01
    昼食・撤収作業12:02~P1285 12:16-12:21~975m付近二枚目の赤布12:49-12:58~940m
    付近わかん脱着13:01-13:05~山神13:16~鳥井戸橋13:47

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