2009年4月27日月曜日

2009.4.26

奥多摩・奥多摩川入川谷~日原川逆川右俣~逆川大ダワ沢

日 程 2009年4月26日(日)
天 気 快晴
形 態 沢登り
講 師 塾長、アシスタント講師
参 加 Saさん、Yoさん、Kiさん、Waさん、Suさん、Aoさん
-コメント-
前日の丹沢の沢が悪天候で中止となったため、参加者が6人と、久し振りに大人数での山行となる。今回は西川林道終点の大根の山ノ神の所を起点に入川谷から逆川を周遊する。
入川谷の入渓点で釣り人に出会い、昨年、片品川西俣沢で釣り人に車を悪戯された悪夢がよぎるが、今回は何事もなく、新緑の沢の遡・下降を楽しむことができた。(記:塾長)
-記録(Aoさん)-
 前日の25日は二つ玉低気圧が日本列島上空を通過、激しい雨の上に寒い一日となる。翌日の天候を心配したが、雨が汚れた都会の空気を洗い流してくれたおかげで、空気の澄んださわやかな青空の下、沢登りを楽しむことができた。
 鳩ノ巣駅から渓友号に乗車、駅すぐの横の林道を進み、8時05分大根山ノ神に到着。塾長より入川谷遡行、逆川下降、大ダワ沢を再度ツメ上げる行程で、中級レベルの体力を要すること。入川谷の核心部である速滝高巻き時の落石、逆川の懸垂下降時の注意点等々の説明を受ける。
 今日のリードはAoさんに決定。大根山ノ神を峰集落跡に向けて8時40分出発する。
峰集落は完全な廃村、山道を左に曲がり、神社と大木のある、入川谷並行して走る山道を上流方面に進む。布滝沢出合に着く分岐を通過、次の入川谷標高590mに派生する尾根につけられた山道を下降、9時05分に入渓するものの、直後、釣り師と遭遇したため、再度、山道に戻り、姥岩沢手前の沢を下降、9時40分入渓する。すぐに外道滝(8m)に到着。奥に石積みの堰堤もあるようでここはトラロープがある左から巻く。出合に堰堤のある姥岩沢を過ぎると、銚子滝(10m)となる。直登は困難なのでここもトラロープのある左から巻く。急傾斜で滝上へのトラバースも高度感があるので慎重に。
右のクマタカ沢と左の柳ガマ沢を過ぎると、奥に2段の滝を持つ速滝(10m、25m)が現われる(10時20分)。上段の滝は華麗な姿で美しい。直登は難しく、左の沢を上がり一段目の滝上にトラバースする踏み跡を進むと2段目の滝下に出れる。2段目は左の岩稜を登り、上部のスラブ壁まで進むことも可能であるが、岩が脆く、ここは岩稜左の樹林帯にある踏み跡をたどるとよい。上部の明るいスラブ壁は残置トラロープが蜘蛛の糸ように垂れ下がっているが、相当古くボロボロなので注意しながら壁上部の樹林帯まで進む。ここは、崩れた岩が堆積して、足元は不安定かつ落石の巣となるので細心の注意が必要。
ここから岩のバンドに沿って滝上にでるが、バンドの中間までは下降するので、ザイルで斜めに懸垂下降しながら進む。中間地点以降滝上までのトラバースも高度感があるので慎重に枯れ木にも注意して進む。
 この先、標高800m付近まで、小滝が連続し、沢の傾斜は増してくる。標高820mの分岐を過ぎ、3mの小滝を左から越え、続いて現われる2段15mの滝は左から登り、2段目は右からあがる。
標高935m付近に仕事道が沢を横切ると、この先で水は無くなる。 沢は傾斜をますます強め、この付近からガレと落ち葉と倒木が沢を埋め尽くしているので歩きにくく、体力を消耗するところ。標高1070mの最後の分岐から中間の尾根に出てそのまま進むと、標高1215mの登山道に到着する。
ここから登山道の反対にある逆川右俣を下降する。しばらくは涸れ沢であるが、落ち葉が大量に堆積し、とにかく歩きづらい。右から1本沢が流入すると水の流れる沢となる。右俣最大の滝3段30mは上流からみて右手を2ピッチで懸垂下降。二俣下の10m滝は左から下降、わさび田跡の枝沢を過ぎると、ウスバ林道が沢を横切る。直下の10mの滝は沢に掛かる橋を右に進み林道の左手脇からの踏み跡を利用し滝下に降りる。その先のいくつかの滝を架ける25m壁を懸垂下降して、16時05分に大ダワ沢出合に到着。
 大ダワ沢出合は石門と呼ばれる6mの滝が落ちているが、直登はシャワークライムとなるので、今回は左横を巻いた。周辺は広葉樹の自然林で、この沢は落ち葉の堆積度が半端なく、歩くたび膝まで埋まってしまい難儀する。この状態が沢のツメ手前まで続くのでたまらない。水はツメ直下まで細々と流れているので沢屋にとってはうれしいところか。最後は、鹿策に翻弄されたが、17時05分何とか大ダワ手前標高1025m付近登山道に到着する。新緑と稜線に沈みつつある夕日、湿度の低い春のきりりとした空気は、長い遡行を終えた身にはなんともかえがたく充実度が倍増する瞬間だった。(沢靴を脱ぎ、ネオプレーンソックスをとった瞬間、蒸れた足が一気に乾いてく過程も実は自分にとっては、ひそかな楽しみの一つである)。
 一旦、大ダワに戻りそこから大根山ノ神に通ずる登山道を高速下山、18時05分大根山ノ神に到着、最後は遂行完了を全員ハイタッチで祝った。
<コースタイム>
大根山ノ神8:40~入川谷9:05~(登り返し尾根道へ)~姥岩沢手前の沢下降し620m付近入渓9:40~姥岩沢出合9:50~銚子滝上10:05-10:15~速滝10:20-11:10~840m11:40~935m付近昼食12:05-12:35~1215m付近登山道13:40~逆川右俣下降開始大滝13:50~ウスバ林道15:15~大ダワ沢出合16:05~1025m付近登山道17:05-17:25~大根山ノ神着18:05

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