2009年4月21日火曜日

2009.4.19

奥多摩・峰谷川茂窪谷

日 程 2009年4月19日(日)
天 気 晴れ
形 態 沢登り
講 師 塾長、アシスタント
参 加 Saさん、Yoさん、Waさん
-コメント-
この沢はワサビ田が多く遡行価値のない沢として忘れられていた所だが、今は源流部にワサビ田跡が残るのみで沢筋も明るく、滝もほどほどに懸かる初級者向きの楽しい沢だ。ただ源頭部はルンゼ状の急なガレが続き落石に気を使う。今回も9期生Waさんにトップを経験してもらうが、歩幅が広く、後続は着いて行くのが精一杯の状態だった。(記:塾長)
-記録(Yoさん)-
青梅駅改札に7:16分に集合し、渓友号で峰谷川沿いに北上する。 峰谷林道終点まで行く予定だったが、坊主谷を分けて少し行くと、林道崩壊のため通行止めになっていたので、そこに駐車し沢仕度をする。青梅からここまで入るのに1時間かかった。車中でWaさんが本日のリーダーと指名される。これからは当日に指名ということになるそうなので、うかうかしてはいられない。この沢は塾長も初めてとのことで期待が膨らむ。
 歩き始めてすぐに左から枝沢が入る。2.5万地図のモクボ谷の「ク」付近か。その先で林道が崩壊していて、右壁に上の道に上がる金属の梯子が取り付けられていた。水溜りに大量の蛙の卵があり、ガマがのっそりはっていて踏みつけそうになった。蛙の結婚シーズンだ。崩壊地の先は舗装された林道が少し残りすぐに土の道になった。左の川原には山葵田が続く。右から堰堤のある枝沢が入り林道終点。足の長いWaさんの後を足の短い後続が追いかけ一汗かいた。
 小休止してから山葵田の脇をぬけて入渓。左から枝沢(810m地点)が入った先に小屋跡その先に木の橋が架かっている。堰堤を3つ左の仕事道を使って越えると、左から枝沢(940m地点)枝沢にも堰堤がある。すぐ先で4つ目の堰堤。左からもう一つ枝沢が入る。その先に2段10mの滝。いよいよ滝が出てきた。左から越える。左壁にトラロープがかかっていた。この先は小滝が連続する。2段5m滝を越えると沢が開け、山仕事の方のものか焚き火跡が残っていた。このあとゴルジュの中に小滝が連続する。上がったところで小休止。釜のある滑滝のあと10m滝は左をまく。ここで左から枝沢がはいる。小さい釜を持つ3段10mは左をへつり気味にのぼる。その上も釜のある5m滝。この釜の中に鹿の骨があった。この辺りから倒木が多くなる。また小滝が続き4段20mの滝。右の枯葉の斜面を登って巻き、Waさんが自己確保を取ってから立ち木に懸垂下降のようにお助けロープを巻き、そのロープを持ってごぼうで沢床に降りる。
 その先に釜のある4m滝。少し立っていて滑りやすそうだ。Waさんが登り、後続をお助けロープで肩がらみで確保。結局ロープが出たのはこれだけだった。
 沢が開けてゴーロとなる。5m滝をあがると右から細い滑滝がはいる。1080m地点か(水量比3:1)。沢床にはケルンが積まれていて、左に山葵田の石積みが残っていた。釜のある5m滝をあがると1:1の二俣(1110m地点?)右俣には太い倒木が立った8mの滝がかかっていた。ここで小休止。ピンクの山ツツジが鮮やかだ。左俣に入る。滑滝、小滝が続く。山葵を収穫。倒木を越えると2段8mの細い滝。左に作業小屋が残っている。右から枝沢が入る。
 この先すぐに奥の二又(1220m1:1)先にまた作業小屋が見える。ここで昼食。左側奥には唐松の林が見える。林の奥は赤杭尾根か。沢周辺は細い広葉樹の潅木がまばらに立ち、目前には三頭山が見える。この辺りからいよいよ急登なので、覚悟してサプリメントでドーピングする。   
 右沢にはいる。少し行くと、また左から枝沢がはいる(1300m地点)。ここにも作業小屋があった。また小滝が続く。1400m地点で右から枝沢。この辺りから伏流となるので水汲み休憩。1450mで左から枝沢。まだ小滝がある。急なガレを登る。1733mの高丸山に突き上げるように直進、だんだん岩っぽくなり、最後まで枯小滝を登る感じで詰める。頭上に木橋が見え、最後はぐずぐずの詰めで、落石に注意しながら1620m地点の林道に飛び出した。
 登山道で靴を履き替える。よく踏まれた道をほぼ水平に赤杭尾根に向けて歩く。唐松林の中のいい道だ。15分ほどで千本ツツジ石尾根縦走路と赤杭尾根への分岐。ここで小休止。トレイルランニングの方たちとすれ違う。ここは今年2月にトレーニング山行で通ったところだが、あのときは雪がついていたせいか印象がうすく記憶がおぼろで塾長に言われて、ああ、そうだったと思い出す始末だった。
 「峰谷へ」との道標に従って、植林の中を下山する。1450m付近から登山道は尾根をはずして降りている。ここで思わず尾根通しに行きそうになった。しばらく降りると、1364mピークとの鞍部が見えてくる。このあたりで林の中の薄い踏み跡にしたがって谷の方に少しおりると地図にある峰谷への道が続いていた。1300m地点。ここからモノレールが尾根通しに840m付近まで続いており、そのわきに仕事道がジグザグにつけられていた。我々はモノレール沿いに下り、急斜面では仕事道を利用して林道終点までもどった。
 塾長も初めてで、資料のない沢とのことで、「次に何があるのかな」と思いながら沢を遡行するのは楽しかった。山葵田跡が残り、こんな奥まで入って仕事をされていたのかと昔の方の苦労を思った。赤杭尾根の杉林は枝打ちなどしっかり手入れされているようだった。滝もけっこうかかり、詰めはきつかったが、まだ木がうるさくないので見晴らしもよく春の沢を楽しめた。今回が初リードのWaさんは落ち着いて的確にリードされ安心してついていくことができました。ありがとうざいました。
<コースタイム> 
青梅駅集合7:16~林道終点手前通行止め地点(駐車)8:24~沢支度・出発9:00~林道終点 9:13~入渓9:18~小滝連続の上9:45-51~1110m地点10:44-54~奥二又1220m付近(昼食) 11:15-50~1300m地点11:51~1400m地点12:07-15~水汲み12:26~登山道(靴履き替え)13:28-42~千本ツツジから峰谷への分岐13:56-14:10~1000m地点15:04-12~林道終点 15:26~車15:39

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