朝日前衛・藤沢川ズキン東沢~女川シシカリ沢~女川枝沢~
藤沢川シラソマダ沢
日 程 2009年6月27日(土)~28日(日)
行 程 27日 藤沢川シラソマダ沢~シラソマダ沢ズキン東沢~女川シシカ
リ沢下降~シラブ沢出合
28日 女川シラブ沢出合~女川白沢下降~頭巾山東面女川枝沢
~藤沢川シラソマダ沢下降
天 気 27日 晴れ 28日 晴れ
形 態 沢登り
講 師 塾長
参 加 Saさん、Yoさん、Aoさん
-コメント-
久し振りの朝日前衛の沢。今回は藤沢川から女川源流部を巡る沢旅。この講習では、沢登りの本当の体力、面白さとは何かを肌で感じてもらうものだったが、むしろ自身の体力の衰えに愕然とした講習となってしまった。
藤沢川は初めての沢だったが、難しい所もなく、ただ単調な沢の印象。むしろ女川源頭部の渓相が前衛の沢とはいえ、ミニミニ朝日。今年は雪が少なく、雪渓は少なかったが、植生の薄い沢筋は小滝とはいえつるつるに磨かれた滝場の遡行には高巻きを余儀なくされる。今回は皆さんの体力を考え、源流部下降としたので、何とか予定どうりに遡下降できた。それでも下降の懸垂でシュリンゲを10本近く残置することとなる。(記:塾長)
-記録(Aoさん)-
今回、朝日前衛の沢、藤沢川上流部の沢と女川上流部の沢の遡下降を繰り返すチャレンジングなコースを前夜発1泊2日、大量のブヨも仲間に加わり山行しました。かゆ~・・。
26日22時JR武蔵境駅を出発、日本海東北自動車道豊栄SAで仮眠、27日8時20分藤沢川林道ゲート
に到着。梅雨の晴れ間で天気は◎。延長された林道終点から左を急下降。クロクラ西沢分岐の420m地点までは約2時間。下降点直下の腰まで浸かる3m滝や泳いで取付く滝、大きな釜を持つ斜瀑、高巻き後懸垂下降する大滝とゴーロの連続で谷川の万太郎谷下流部の渓相。ズキン東沢出合で昼食後、標高を稼ぎながら小滝をいくつか越えていると、雪国特有かブヨが体に
まとわりつく。枝沢が複数左右から入り959m鞍部到達には読図を要する場所。傾斜が増す沢床は泥で滑りやすく、鞍部から派生する尾根に逃げる。14時50分959m南側の鞍部に到着。まだテンバ予定の女川上流シシカリ沢シラブ沢出合いまで下降するため、束の間の休息後、藪の中を東に向って進行する。ブヨの数はますます増加、防虫ネットをかぶりなからの下降は正直辛い。880m付近で視界が開けるガレ場からシシカリ沢650m付近までは連続する滝を懸垂で下降し続ける。途中、スノーブリッジのかかる滝を懸垂
下降中、枝沢の雪渓が目の前で崩壊、1m大の氷塊10数個が雷鳴を響かせ進行方向に落ちてきたときはさすがにビビる。490m最後のゴルジュ滝は大木を支点にシャワー懸垂下降。やっとこ18時テンバに到着する。夜はYさん特性の美味カレーを食し22時床に付く。28日、今日も行動時間考慮4時に起床、6時出発する。465mで頭巾山山頂
を源とする名前の無い沢に入渓するといきなりゴルジュ滝。胸まで浸かりショルダーのシャワークライ
ム後ザックピストン、奥には巨大な薄いスノーブリッジが出没し、一気に目が覚める。全体的に傾斜の強い沢ながら10m前後の登れる滝が複数あり面白い沢。頭巾山山頂下北側の鞍部を10時20分に通過、シラソマダ沢までは藪尾根を急下降。それにしてもまとわり付くブヨは何とかならんものか。11時10分シラソマダ沢に到着。下部のゴルジュ帯にある合計60m位の4つの大
滝をすべて微妙な支点で懸垂下降する。なぜかブヨも懸垂下降?ひたすらまとわり付いてきて体中刺されまくり、皮膚はまさに「ブヨブヨ状態だ」。この先で昨日遡行したズキン東沢と合流後、藤沢川をひたすら下降する。ここまで結構順調だったが、途中、大滝下降の巻きで1時間も費やしてしまい(これは失敗だった)下山が急にあわただしくなる。
その直下の泳ぐ滝つぼで不覚にもAは防虫ネットを被ったまま飛び込んでしまい、危うく溺れそうになる。ともあれヘトヘトになったが遂行できたことは体力的、精神的にもトレーニングとなりまた、記憶に残る沢の一つになったことは間違いない。
<コースタイム>
(27日)藤沢川林道ゲート9:00発~420mクロクラ西沢出合10:50~ズキン東沢出合12:10-12:40~959mピーク南側鞍部14:50-15:00~シラブ沢出合(泊)18:00
(28日)テンバ発6:00~頭巾山東鞍部10:20~シラソマダ沢出合11:10~下部ゴルジュ帯突破12:10-13:00~藤沢川林道ゲート16:10着






























