2009年6月8日月曜日

2009.6.7

奥秩父・一之瀬川大常木谷

日 程 2009年6月7日(日)
天 気 晴れ
形 態 沢登り
講 師 塾長、アシスタント講師
参 加 Saさん、Yoさん、Yaさん、Waさん、Aoさん
-コメント-
久し振りの良い天気と暑いくらいの天気に恵まれ、奥秩父でも美溪として名高い大常木谷を楽しむことができた。今年は一之瀬林道が土砂崩れで通行止めのため、落合から三ノ瀬経由で遠回りさせられたが、その分、遡行は会所小屋跡までで切り上げ、下山に大常木林道をシナノキノタルから精錬場尾根(モリ尾根)を使い、竜喰谷の精錬場滝上に尾根を下降。滝上から山道を二ノ瀬に下山する。今まで気になっていた精錬場尾根(モリ尾根)を歩くことができ、ようやく二ノ瀬の山道が繋がった。(記:塾長)
-記録(Yoさん)-
 前夜 小作駅で集合し、渓友号に拾ってもらい、道の駅丹波山に泊まる。逍遥のMさん、Nさんも同宿だった。小常木谷に行かれるとのことだった。
 翌朝は6時少し前に出発。近来まれに見る雲一つない青空で期待が膨らみます。
ニノ瀬をすぎたところに駐車。まずは塾長より今回の注意点を聞く。
今回のポイントは4つ滝の通過(五間の滝、千苦の滝、山女魚淵、不動の滝)、それに入渓点への下降で転落死亡事故が起きている気をつけるようにとのこと。山女魚淵まではAoさんがリーダーで、それからは泳ぎの得意なYaさんがリーダーと決まる。沢靴に履き替えて出発。
 林道を下り、転落事故ありの看板のところから下降。ピンソールをもっているものはつけるようにとの指示がでる。道は明瞭だが、傾斜がきつく湿った枯葉がつもり滑りやすい。沢に近づくにつれて道も分かりにくくなる。
 緊張したが、なんとか滑らず沢におり、一之瀬川本流を何度か徒渉して出合いまで行く。久しぶりの徒渉でバランスが悪くふらついてしまう。深いところはスクラム徒渉で通過したが、やはりスクラムだと安定する。
 大常木谷の出合いはやや暗い感じだ。水量比(2:1)。滑滝を越え、ゴーロを過ぎ、ゴルジュの中の滝を3つほど越えると、第一関門の5間の滝(8m)だ。ロープ確保で右から直登する。スタンス、ホールドは豊富だ。
 この先もゴルジュの中、滝が続く。滑滝、すだれ状4mを左から越し次の倒木のある小滝を越えると
左からヤシャ窪沢が入りその先の一枚岩の先に千苦の滝が見えてくる。25 mの大滝だ。
 皆で記念撮後、この滝は右から巻く。この巻きが一番緊張した場面だったように思う。
ここは塾長がリード。途中の斜面のトラバースでは、残地のトラロープが張ってあったが信用できないので立ち木に支点を取り30 mロープを2本つないでフィックス、我々はそこにカラビナをかけて一人一人慎重に通過する。滝上に降りて小休止。これで第2関門通過だ。
 つぎはいよいよ山女魚淵ということで期待が膨らむ。しばらく河原状になる。左の斜面が崩落していて
釜が埋まっている。ふたたびゴルジュとなり、倒木のある釜もつ滝、右壁に残地シュリンゲがぶら下がっている。これが山女魚淵だ。首までつかるとか、10m泳ぐとか聞いていたが、水量が少ないのか埋まったのか、思ったより小さい感じだった。ここでリーダーがYaさんに交代となる。リーダーがロープを出そうとしている間に、久美さんが、真ん中の倒木に取り付いてさっさと突破、結局全員この倒木を使って泳がず、ロープも出さずであっさり抜けてしまった。
 続く早川淵も水量はそれほど多くない。倒木を伝ったりで滝を2つほどぬけ釜のある3 m滝に。先頭二人は果敢に釜に入って突破、体力を温存したい後続は左から巻きました。この上で小休止。
 左から10 mの滝をかけては枝沢が入る。しばらくゴーロとなる。この先また釜のある2段6mの滝。またもや先頭は釜を泳ぎで果敢に挑戦、ちょっとハングして難しそうだったので、軟弱な後続は巻きました。
 右からモミジ沢が入り、小滝を越えると、いよいよ不動の滝2段13m、幅広い滝で堂々の迫力だ。下6mは、右を直登しその先、左から巻いて、懸垂で滝上に降りた。降り口のところが、ちょっとCSのように岩が挟まっていて振られやすく緊張した。とにかくCS岩が落ちなくてほっと一息でした。
 その先も滑小滝が続き10m滝をすぎると左からカンパ谷が入る。
沢が開け、河原状になり、しばらくいくと御岳沢の出合い。(1:1)ここで昼食となる。
この先15分ほど歩くと会所小屋跡に出た。大常木林道が横切っている。ここで遡行終了とし、沢靴を
履き替える。しかしここからが長かった。
 道は山腹を縫うようにモリ尾根へと続くがけっこうアップダウンがあって息切れした。1532 mのピークから北に下ったところの鞍部で小休止。風が心地よく気持ちがいいところだ。
ここからは地図読みだ。1532 mのピークを下り、右の尾根を竜喰谷を目指して下る。はじめは踏み跡があったが、不明瞭になり、とにかく地図をたよりに下る。藪漕ぎの急斜面だった。どんぴしゃで
一昨年竜喰谷のへつりでYoが落ちた釜の下に出た。YaさんAoさん、さすがでございます。
 あとは林道を二ノ瀬に向かうのみ。なんとか明るいうちに下山できました。塾長に車を取りにいって
いただき我々は楽をさせていただきました。この後は、6時に閉まる「のめこいの湯」を目指して車を
とばし、最後にダッシュして玄関に駆け込み、お湯にとっぷり浸かることができました。
 今回果敢に釜から泳いでとりついたAoさん、Yaさんに拍手です。
<コースタイム>
一之瀬林道ゲート6:45-7:19~下降点7:45-49~一之瀬川本流8:16~五間の滝9:02-22~千苦の滝 9:52 ~滝上10:33-40~山女魚淵10:57~カンパ谷12:25~御岳沢出合(昼食)12:41-13:12~会所小屋跡13:37-44~鞍部手前(休む)14:39-45~鞍部15:00~竜喰谷16:08~二の瀬16:56

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