南ア・野呂川小仙丈沢
日 程 2009年8月16日(日)
天 気 晴れ
形 態 沢登り
講 師 塾長、アシスタント講師
参 加 Saさん、Yaさん、Waさん、Sugiさん
-コメント-
小仙丈沢は車で入れないのでバス時間に左右され、さらに標高差900mを4時間程度で遡行しなければならず、日帰りするにはかなりの体力が必要な沢だ。おまけに滝といえる滝は2箇所のみ、あとはほとんどガレた急傾斜の沢床をひたすら登るだけ。まさに入口から稜線の登山道までひたらす詰めの沢といえる沢だ。ただ詰め上げた源頭部は小仙丈カールに飛び出すため、晴れたこの日は皆さんから素晴らしいと歓声が聞こえた。(記:塾長)
-記録(Waさん)-
久々の晴天での遡行となる。前夜は無料休憩所で快適に眠り(とはいっても睡眠は四時間ちょっと)、タクシー・バスを乗り継ぎ野呂川出合から小仙丈沢までは林道歩き。小仙丈沢につき支度をする。リーダーはYaさん、以下Wa・久美さん・Saさん・Sugiさん・塾長の順で行く。すぐ堰堤。右側を巻いて越える。降り口の足場が見にくくYaさんが足場を教えてくれて安全に降りる。ここからゴーロ歩き。天気がよいので沢が上まで見渡される。ひたすら続く傾斜に圧倒されながらここから高度約1000m近い登りが続く。30分ぐらいで3m
の滝。右から枝沢が入る。入渓から約1時間程で一つ目の滝。2080m地点で地形図に滝記号が載っているところだ。下から8m・5m・15mの三段の滝。右側の水流の横を下二つの滝を越え、最後の滝は右から巻く。ここからも傾斜のきつい登りが続く。最初から源流詰めの感じだ。遠目に滝が見え
る。一つ目の滝から30分弱で二つ目の滝にでる。下はやや段差がはっきりしないが一応4段の滝だ。これは地形図に載っていない。一段目は難なく登り次からは右の本流と左の流れの間をYaさんが取り付く。後からWaも続くが後続は左の流れのさらに左から楽に上れそうだ。Waもあっさりあきらめて左に行く。トップのYaさんはもう一段上っていたのでそのまま遡行。塾長が念のためザイルをだす。その時塾長がカメラケースを拾う。これは後で広河原の警察に届ける。左の枝沢の上に出ているので右に登りながら本流に登る。天気が本当に良くしっかり前が見える。まだまだだ。しかし展望は広がっている。ここからは滝らしい滝はなく、ガレた崩れやすい岩が続く。枝沢が随分入っているが水流の多いほうを丹念にたどっていけば今のところ迷うところはあまりない。3人の後続が下に見える。他の記録に2500mあたりで間違うととんでもないヤブ漕ぎを強い
られるとのことで慎重になる。リーダーのYaさんが迷わず進みちゃんと小仙丈カールの底に出る。思わず皆が歓声を上げる。稜線の登山道を行く登山者の姿も見える。この天気であればここで一泊したくなる程だ。花の季節は終わっていたが、展望はすばらしくゆっくりしたいところがバスの時間もあり小休止で先を行く。後続の3人に先に行ってもらう。二週間前にガスっている時に来て詰めを間違えてヤブこぎしたのでリベンジとの事。登山道がもう少しとなり最後の詰めでガレがひどく落石が怖い。先行されてしまったので右に行きはい松の間を縫うように行くとすぐに登山道に。なんとか一時前につく。何度も振り返って北岳やその先に富士山も見えて仙丈ヶ岳に行く時間は無いので、ここから下山。稜線をややアップダウンしながら小仙丈ヶ岳で記念撮影。あとは2回程の小休止で北沢峠に。途中樹林帯の中では気持ちよい冷風が吹きまるで秋の風のようだった。沢自体の遡行はあまりメリハリは無かったが、天候・展望に恵まれ充実の山行でした。<コースタイム>
芦安休憩施設発5:36~(タクシー)~広河原06:17-06:50~(バス)~野呂川出合07:05-07:20~(林道徒歩)~小仙丈沢07:45-08:01~(遡行)~小仙丈カール12:22~登山道12:55-13:10~小仙丈岳2840m13:31-13:41~北沢峠15:06-15:20~(バス)~広河原15:45-16:00~(タクシー)~芦安休憩施設16:45
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