2009年8月24日月曜日

2009.8/22-23

谷川・湯檜曽川本谷

日 程 8月22日(土)~23日(日)
天 気 曇りのち晴れ
形 態 沢登り
講 師 塾長
参 加 Saさん、Yaさん、Waさん、Aoさん
-コメント-
湯檜曽川本谷はあまりにも有名な沢で、皆さんの入渓したい沢として常に上げられるところだが、人が多いので溪友塾はあまり講習場所としてセットしたくない所。今回は、お盆の翌週とあって他に1パーティのみ。ほとんど我々だけの遡行を楽しむことができた。2日目は左俣を遡行。こちらは右俣より滝が多く、なかなか楽しめる沢で、詰めを上手くとれば全くヤブ漕ぎなく登山道に出れる。湯檜曽は遡行よりも下山路の選定が一番難しい。今回は清水峠から旧国道経由を選択。白毛門経由と時間的に差はないがとにかく長い。(記:塾長)
-記録(Aoさん)-
21日、武蔵境を22時に出発。22日1時JR土合駅着、軽めの宴会を済ませ床に就く。朝、一ノ倉沢駐車場に移動、7時50分出発。新道経由、武能沢先の踏み跡から入渓。
白樺沢出合まで河原、以降最初の瀞場までナメと滝が続く。スラブ壁を左に過ぎると谷は右90度に折れ長さ20mの深い瀞場となる。直進は泳ぎ、巻きは右から。この後、十字峡までナメ床、瀞場、ナメ滝、釜を持つ滝が連続、いづれも簡単に越えられる。
十字峡は正面に抱き返り沢の大滝、右に大倉沢の5m滝、本谷は滝を落として左90度に曲がる所。360度滝のスクリーンと化し圧巻。
ここから渓相はⅤ字谷に変わり、再び谷が右90度に曲がる抱き返り滝まで淵、ナメ、滝が絶え間なく現われる。抱き返り滝は、上部ナメと合わせ30mの大滝。登攀は左中段から取り付く。上部はスラブでホールド少なく注意。七ツ小屋沢と上空を横切る高圧線を過ぎると、大きな釜を持つ幅広滝10mが現われる。直登は、滝裏のバンド沿いを右から左へ移動し、左階段上の壁を直登する。水をもろに浴びるため雨具の装着必須。
核心部の大滝40mは赤のまだら模様の岩質S字ゴルジュを越えた先ある。中段まで直登、
中段で左の枝沢に掛かる滝をバンドに沿って左に(残置ハーケンにシュリンゲあり、要ビレイ)進み枝沢滝上部へ。大滝上部へは潅木帯につけられたふみ跡を進み大滝上部へリルート。
この先、谷は峠ノ沢出合いまで河原となり、上空の高圧線に沿って巡視路が右から左に沢を横切る。
23日、7時30分出発。峠ノ沢を過ぎ二俣まで開けた渓相に5~10mの滝が多数現れ面白い。
二俣はいいテン場だが、いかんせん沢登りの醍醐味、焚き火に必須の薪がないに等しく、小さい焚き火後が全くこれもって寂しく感じる。
ここから進路を左俣に。谷は倒木で少々荒れているが5mクラスの小滝がⅤ字谷にいくつも架かり結構面白い。S字ゴルジュの滝は左壁に不思議なシュリンゲが2つ左に残置されているが、ここはツッパリで中央を突破できる。続いてえん堤に見える3連チャン滝の1段目は5mほどであるが、取り付きと中段まで中途半端な姿勢でのクライムになるのでバランスよく。
谷の傾斜が強くなると水流も減る。左へ左へと進路をとれば、稜線直下の剥げた山肌に飛び出す。ここを上り詰めれば稜線登山道に藪こぎなく出れる。
ここから清水峠、旧国道経由で一ノ倉沢駐車場までの長い道のりを歩く。白樺沢避難小屋から先の旧国道は相当箇所崩壊し、ルート自体も沢に沿って深く上流へ大回りするため、新道経由で下山することをお勧めする。
<コースタイム>
(22日)一ノ倉沢駐車場7:50~武能沢出合9:10-9:25~白樺沢出合9:50~十字峡10:45~抱き返り滝上部で昼食11:40-12:10~高圧線下通過13:00~裏見滝(仮称)13:30-14:10~大滝14:50~峠ノ沢出合(泊)15:20
(28日)テン場発7:30~二俣8:40~左俣遡行稜線到着10:50~清水峠(昼食)12:00-12:30~白樺避難小屋2:10~一ノ倉沢駐車場16:30

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