裏妙義・入山川小山沢
日 程 2009年11月15日(日)
天 気 晴れ
形 態 沢登り
講 師 塾長
参 加 Saさん、Kiさん、Waさん
-コメント-
前日、谷急沢大遠見沢の予定が雨で中止となったので、今年最初の妙義の沢。溪友塾では年度の終わりは、毎年妙義の沢だが、この小山沢の遡行は初めて。4期生の時に仏沢からこの沢を下降で使って以来だ。ガイドブックでは初級となっているが、初級レベルでは難しい沢なので、溪友塾では中級で入れている。遡行のポイントは3箇所。ただ日没の早いこの時期はポイントの滝を登っていると下山が厳しくなるので、我々は全て高巻く。ただ高巻きでもロープは必要だ。(記:塾長)
-記録(Saさん)-
快晴だが、吹き下ろしの風が冷たく強い。国道18号が碓井峠への上り坂にかかる手前、左にセブンイレブン跡、ガソリンスタンド跡の間を左折し、入山川の入牧橋を渡り、右に並木沢への標識を見て左に入る。人家を抜けると道が急に狭くなり、車の通り抜けに不安を感じ、車はバックし、人口の国道の待避所の様な所に駐車。2台程止められそうだ。
歩きで先程の道を辿り、人家を抜けると、知らない間に左に並木沢が寄り添っている。新しい堰堤を見、1本目の三方境への道を左に分け、2本目の分岐を左に沢へ。登山道は並木沢を橋で渡り尚も上流に向かっているが、我々は此処で沢支度、入溪。下山はこの道降りて来るようだ。丁度牛名の滝の上だ。
今回の沢の特徴は、岩がもろく滑る、滝が多い、落ち葉がおおい、そして沢よりも下山の登山道の方が危険かもしれない、との事だったが…。河原歩きの後、ナメ滝を右から巻き、釜を持つ曲がり滝の所で右から4:1で枝沢が入る。流木・倒木を越え、左に崩壊地を見、両岸切り立ったナメ滝・釜。沢が大きく屈曲し左のルンゼ状を2本見て、滝を持つ左からの枝沢を過
ぎて、正面に3段・40mの大滝。登るとすると、左草付状を上り、岩壁を右にトラバース、3段目の下に立ち、シャワーを浴びて左壁に取りつく様であるが、その壁の状態が下からではよく分からない。いかにも苔の付いた滑りそうな滝だ。なにより岩壁トラバースがとても危険に見え、戻って左からの巻きとなる。この巻きが大変だった。先程の左の枝沢に入り、右の急峻な支尾根にとり
つく。尾根を乗越し降りた所が枝沢の大滝の上。そ
こを横切り、軽く乗越すとまた枝沢の大滝の上。ついにザイル2本ぎりぎりの40m懸垂下降。巻きは大変だ。左から枝沢が入ると30m・逆層の滝は枝沢から左に巻く。
昼食後、3段・50mの滝。登れないので、左ルンゼ状から巻く。その時、トップの塾長が最後の尾根に立ち上がる為に枝にシュリングを掛けたアブミが2番手Saが足を掛けて上がろうとした瞬間、支点の木ごと岩から滑り落ちそうになり、私も振られあわや…。ボデイ確保してくださ
っていた塾長も大変な事だったしょう。よく見ると、平らな岩に少しの土が載っていて、ただそれに生えていただけの木でした。沢登りは編しのテクニックですねえ。この後も急な尾根を登り続け、高巻きは続きました。
780m付近の二又を左に入ると3mのつるつるの滝。右から枝沢、830m付近の枝沢、1:1を右へ。ナメになり、850mを右へ。この辺りからニ又が度々出てくるが右に岩峰を見ながらルートファインディングをしていく。最後の涸れ滝を右からうまく抜け左の尾根を登ると、少しで谷急山への登山道、P1~P2の鞍部に出た。
下山は危マークのある、緊張する破線の登山道。大遠見峠、三方境から沢沿いの道へ。山腹の道はやせていて、また、落ち葉の下に谷川に傾いた岩が隠れていたりして、スリップしやすい箇所が多く、気が抜けない。左に並木沢が近づき、牛名の滝の右岸を通り、朝方の1本目の道を上がり林道を抜け国道へ。びゅんびゅんと国道を大型トラックが走り抜け、暮れ残る空に、黒いシルエットとなって裏妙義の山々がまるで魔の山の様に立ち上がっていた。
<コースタイム>
牛名の滝上・入渓9:11~大滝9:40~780mのニ又13:57~谷急山登山道14:40~三方境15:20~国道待避所P16:40
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